お一人ランチは、「招福門」(ショウフクモン) 渋谷ヒカリエ店。
横浜中華街 招福門は、広東料理、飲茶・点心のお店になりますが、当店は姉妹店
「周中菜房 白金亭」の料理長を務めた木下茂樹 氏が監修。 飲茶や伝統料理に
アレンジを加えたモダンチャイニーズとしての展開になるそうです。
場所は、渋谷駅東口、複合商業施設渋谷ヒカリエ6階。
ぐるなびによると総席数72席。個室の用意もあるとのこと。
モダンと言えばモダンなのでしょうが、味気のない内装。
複合商業施設に入っているレストランですから、じっくり腰を落ち着かせて
という感じではありません。
卓上には、メニュー、醤油、酢、からし。
着席後にタオル地のおしぼりがトレー置きされ、氷水の提供あり。
本日のお目当ては、限定20食の焼き物入り丼。
焼き物入り丼は「赤坂璃宮」さん以来ですが、自分の好物であります。
当店でも味わえると言うので喜び勇んでやってまいりました。
蜂蜜チャーシュー、皮付き豚のクリスピー焼き、焼き鴨など専用釜で焼いた
焼き物が、ご飯の上にパワフルにのった丼・・・・のはずですが
焼き物入り丼@1,260
器が白いため、はっきりわからないかと思いますが、写真とずい分違うんだな。
ご飯の量ばかりが多くて、焼き物のボリュームが貧相。
おかずっ食いの自分としては白飯だけをモクモク食べるのは寂しい。
この焼き物丼には「ロウホウトイ」さんと同様にタレが付いてきますが
見るからに色が薄い。
ご説明によると「焼き物に使ったタレ」ということでしたが、ぺろっと舐めると
やたら甘い。はじめは、そのまま回しかけて食しましたが、どうにも口に合わない。
卓上の醤油をプラスして自己調整しました。
蜂蜜チャーシュー、皮付き豚のクリスピー焼き、焼き鴨、蒸し鶏、ボイルした青菜。
蒸し鶏は冷え冷え。鴨は臭みはないものの硬く身がしまり、クリスピー焼きも小さく、
味については特筆なし。
本場では、焼き物の量はこれぐらいなのかもしれませんが、小贅沢に慣れた
自分には寂しいものでした。
ところで、スープは出汁を忘れたようだ。形容しにくい困った味。
一口いただき、その後再びレンゲをスープへ戻すことはありませんでした。
大衆食の焼味飯というワイルドさはなく、かと言って焼き物の
ボリュームに富んだリッチな焼味飯でもないため、印象として薄い。
別メニューのほうが良かったのかな?は、いつものようにあとの祭り。ご馳走様でした。
招福門 渋谷ヒカリエ店
東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 6F
TEL 03-6434-1475
営業時間/11:00~23:00(L.O.22:30)
定休日/ 無休
招福門 渋谷ヒカリエ店 (広東料理 / 渋谷駅、神泉駅、表参道駅)