お一人ランチは、中国料理「華園」
東京カレンダーによると
『 中国浙江省寧波出身の料理人だった父の味を受け継いだ邱さんと、ご主人の
高橋篤さんが1979年に始めた店 』 とのこと。
もとは元麻布で開店されたようですが移転され、現在は六本木、テレビ朝日通り沿いに
店を構えていらっしゃいます。
化学調味料は一切使わず、塩、醤油などの味付けも控えめにされていらっしゃる
ということなので優しい味のお料理を期待します。
入店し1人の旨を伝えると、入り口近くのテーブル席でお願いします。とのこと。
薄暗い店内には、家具や調度品が雑多に置かれオリエンタルテイスト。
入り口近くは風が入り込むためか、椅子にブランケットが用意されています。
細長い店内は、奥に行くに従い広がりを見せる。
ランチタイムのピーク時間が過ぎていたためか、先客は2組ほど。
お近くにお勤めのOLさん達のようだ。
テーブル・セッティングは、位置皿、紙ナプキン、箸置き、箸(縦置き)。
テーブルクロスは2枚重ね。
当店は喫煙可なのだろうか?トップのクロスに煙草によるものと思われる焦げが
あり穴が開いている。 着席後に茶杯で中国茶が提供され、メニューを手渡された。
ランチの昼定食は、1,260円(11種類)、1,470円(3種類)、1,680円(4種類)と
3,150円のおまかせコースがあり、
全定食に、前菜、スープ、漬物、ご飯(2椀まで)、デザート付。(白飯3椀目より1椀210円)
メニューを見たところ残念ながら、リーズナブルな1,260円の定食には
いまひとつ食指が動かなかったため1,680円の中からチョイス。
まずは、前菜とスープが運ばれて来ました。
前菜は、砂肝とたたきキュウリの冷菜。手作り感たっぷりのピリ辛味。
スープは、豆腐、干しシイタケ、ワカメの塩ベースのスープ。
出汁には、干しエビも使われている。
双方とも良い意味で、ほっとさせるオフクロの味のよう。
豚スペアリブの黒豆ソース@1,680
漬物は、人参、キャベツ、キュウリ、大根の浅漬け。
豚スペアリブ、青菜、タマネギ。
肉は適度に歯ごたえを残す部分と柔らかい部分が交じり合い、食感豊か。
黒豆ソースは角がとれ風味まろやか。塩辛さもなく、また味付けに化学調味料を
使っていないため、舌に嫌な味がダメージとして残らない。素敵だ。
このソースは、じゃぶじゃぶ白飯にかけれます
今回のチョイスは成功!美味いなあ。
デザートは、愛玉子とマスカット。
お口さっぱり、爽やかな甘さでした。
(ノブロー) お茶は母ちゃんが、様子見ながら継ぎ足してくれるで。
期待は裏切られずでした。
ご夫婦お二人で切り盛りされる当店は、素材の持ち味を活かしたナチュラルで
身体に優しい中国の家庭料理の味。
疲れたらまたオフクロの味を食べに来よう。
今回のランチ満足度数は、★★★☆ 消極的に大好きで記録です。
華園 (カエン)
東京都港区六本木6-15-19 六本木アームス 1F
TEL 03-3401-1051
営業時間/月~金 12:00~13:30 18:00~22:00 土 18:00~22:00
定休日/ 日曜日