北京料理「北京遊膳」(ペキンユウゼン)
あれほど、すごい北京ダックはなかなかお目にかかれないね。
都内でこれだけの味を提供してくれるお店が他にあるだろうか。
連れ(寝太郎さん)と興奮冷めやらず。
「けっこうずっしりときます」 ということでしたが、私達にはまだまだお腹に余裕あり。
追加のお料理をお願いしました。
辣爆鶏丁(若鶏のネギ辛子炒め)@1,890
「鶏肉料理を食べたいのですけど、オススメお聞きしてよろしいですか?」
マダムが話しやすい方なので、すっかり頼る私達。
迷わず「じゃあ、若鶏のネギ辛子炒めなんてどうかしら。
普段召し上がられている辛子炒めは豆板醤の辛さになると思うけれど
北京料理は鷹の爪の辛さになるのよ」 と、これもわかりやすく説明してくださる。
北京料理へのこだわりを感じます。
いただいたところ、鶏肉は柔らかいのですが、もう少しプリッと感がほしいところ。
辛みは感じませんし、片栗粉をまぶした鶏肉は若干ベタつき、
炒めについては少し昭和を感じさせた。 炒め物についてはいまひとつかな。
寝太郎さんは当店に対する「好感度センサー」が、ビンビン働き当初は違う
所見でしたが、後半残念ながら、脂っぽさからくどさを感じ、結果同調。
水餃子(水ギョーザ)8個@1,260
水餃子は、本当はそのままでいただくもの。
しかし、そうして出すと“焼き餃子のタレ”を作られてしまうのでタレをつけたのだそう。
タレは細かく刻んだネギ、ショウガ。醤油酢にスープを足したものとのこと。
これは肉々しくて美味しい。おっしゃるとおりタレはいらない、と思った。
烤面(コーメン)@1,050
麺とスープと薬味だけのシンプルな汁そば。
マダム曰く、コース料理の〆のメニューでもあり、お腹がいっぱいであろうから
具をナシにし、刻みネギの薬味とネギ油でさっぱりと仕上げたもの、だそう。
そうそう、カウンター席のコース料理のお客様が召し上がられていたので、
私も気になっていたのですよ。1つを注文したところ、2人分に取り分けての
サーブになります。
たっぷりの薬味が嬉しい。
私はもう少しお塩が効いてもよいかなと思いましたが、好感度センサーの
寝太郎さんに、出汁が良いんだ!と、一喝。 却下されました(汗)
麺は中ぐらいのストレート麺。滑らかで〆には打って付け。スルスルといただけます。
さて、お酒については、生ビールをいただいたあとは紹興酒で。
紹興大越貴酒 10年ボトル@3,700
紹興酒 カメ出しポット@970×2 をいただきました。
ほか、当店にはケチャップを使わず生トマトソースを使った海老チリもあり、
このあたりもオススメになるそうですが、やはりイチオシは「北京ダック」でしょう。
コレを食べると食べないとでは「北京遊膳」さんに対する印象が違ってくる
かもしれません。
また、狭い店ではあり、お値段も安くはありませんが、一見の客にも変らぬ
マダムの接客もこの店を支える大きな要であると思っています。
お会計は、1人当たり10,000円(千円未満四捨五入)
中国料理満足度数は、一撃指数☆を加算し
★★★★☆ とってもお気に入りです。
特製の醤のコク、皮のバリッと感が忘れられない。
北京ダックならこの店だ(*^・^)ノ
北京遊膳 (ペキンユウゼン)
東京都杉並区荻窪5-24-7 富士ビル 2F
TEL 03-3391-9715
営業時間/ 月~金 11:30~13:15(L.O) 17:00~21:00(L.O)
土日・祝 17:00~21:00(L.O)
定休日 火曜日・第1月曜日