中国家庭料理「希須林 小澤 」(キスリン オザワ)
オーナーシェフは小澤弘之 氏。HPによると、現在の料理長は小野裕太 氏。
先日、訪問し損ねましたから、数日前に予約。
再度チャレンジしたのは、18時にすでに「満席」になるお店とはどんなものなのか
と興味をもったためです。
最寄り駅は阿佐ヶ谷。南口より中杉通りを直進、駅を背にして
コンビニ(ファミリーマート阿佐ヶ谷南三丁目店)の手前を右折。
すると、洒落た蕎麦屋のような外観の当店が右手に見えてまいります。
店内はシンプルですが、中国料理店らしからぬスタイリッシュな要素あり。
BGMはモダンなジャズ、と若年層にも受けが良さそうに思えます。
2階席へのご案内で窓際テーブル席の利用。
テーブル・セッティングは箸置きと先の細い箸(横置き)。
着席後にタオル地のおしぼり(トレー置き)とメニューをいただけました。
当店ではワインも置かれています。お値段はボトルで3,000円台が主流。
まずは、サントリープレミアムモルツ グラス@600、ハーフサイズ@350を注文。
今日のオススメメニュー。メニューもお洒落系。
干し肉と青菜の炒め@1,250
八角の香る干し肉、青菜はチンゲン菜。
塩は控えめですが干し肉からの旨みで、まずまずのおつまみ。
(ノブロー) ようやっと「希須林 小澤」さんに来れたな。
海老マヨネーズソース@1,260
グランドメニューに小澤の看板娘と記された海老マヨネーズソースは
大海老二尾でのご提供。
ぽってりとしたホワイトクリームをまとっているかのようなビジュアル。
このままでは食べにくかろうと判断したので、フォークとナイフをお願いしました。
カットは連れ(寝太郎さん)のお仕事です。
アスパラを巻き込んだ大海老で、中華というよりオリジナルの創作料理。
マヨネーズソースには酸味あり、自家製なのかな。
一般の中国料理店の海老マヨとは味わいが違います。
古越龍山 8年@3,600
常温でお願いしたところ、酒杯にはそばちょこ並みにデカイ器が・・・。
酒を飲むのに持ちにくいよ。
古越龍山 一合@500
一合だとグラスになりました。コレぐらいの大きさの方が安心感あります。
つぶ貝の醤油煮@700
「爪楊枝を使ってお召し上がりください」 とのこと。
やはり味は中華とはかけ離れ、申し訳ありませんが居酒屋のおつまみのよう。
ということで、〆にすることにしました。
担々麺@1,260
サーブ時に、紙エプロンも頂戴いたしました。
希須林風は野菜たっぷりだそう。
炸醤肉(肉そぼろ)、もやし、青菜、キクラゲ、干しエビ、白ゴマなど。
麺はもっちりとして中太の縮れ麺。チープ感は否めず。
野菜のボリュームも加わり腹持ちしそう。
スープ自体は胡麻が効いて万人受けしそうな味、和ナイズされた担々麺という感じです。
しばらくすると、ラストオーダーの時間と告げられました。
日曜日ですが人気店のためでしょうか?2時間制というお話。
(寝太郎さんが私に言い忘れてます。困りますね)
店内、ご利用の方を拝見していると若いカップルのほか、ご近所と思われる
ご家族連れがお子様を連れて、数組来店なさっています。
今回いただいたお料理も日本人に特化したものであるという印象なので、
お値段はリーズナブルとは言い難いのですが、子供に食事をさせつつ、
大人はお酒を飲みながら楽しめるダイニングバーというところでしょうか。
この付近では何かと使い勝手が良いのかもしれません。
お会計は、1人当たり5,000円(千円未満四捨五入)
接客は全般を通して感じが良く、会計後にはご丁寧に外までお見送りいただけました。
個人的に中国料理として物足りなさを感じましたので
満足度数は、★★★ 日常的なら大満足で。 ご馳走様でした(。-人-。)
希須林 小澤 (キスリン オザワ)
東京都杉並区阿佐谷南3-32-1
TEL 03-3391-4138
営業時間/ 11:00~15:00(L.O.14:30)17:00~23:00(L.O.22:00)
定休日/ 無休