中國名菜 「龍坊」(ロンファン) 代官山。
オープンは2013年4月19日、宝塚店の移転によるもの。
料理長は、特級厨師の資格を持たれる 徐桂永 氏。
ぐるなび等の情報によると、提供していただけるお料理は
北京の宮廷料理をベースにしたヌーベルシノワなのだそう。
場所は、代官山駅東口から、恵比寿西方面に徒歩1分の利便性の良い立地。
道沿いにスタンド看板も出されているので見落とすことはないと思います。
階段を下り、エントランスのグリーンを抜け扉を開けると、まだ新しい店内は
モダンで、まるでフレンチのお店のよう。
小リッチで女性をエスコートするのに良さそうです。
ご案内は店内奥のカウンター席手前の4人掛けテーブル席。
テーブル・セッティングは、箸置き、箸(横置き)、茶杯、ステンレスポット(茶入り)
テーブルフラワー。テーブルトップはガラス。
本日事前に電話で予約をお願いしていたのは、
コース仕立てでいただけるヌーベルシノワではなく
ランチの点心セット(2名様より) 1名様1,890円。
サーブ時には、スタッフさんによるご説明あり。
お料理は2人分が一緒のお皿、蒸篭で供されているものと各人ごとのポーションで
供されているものが入り混じっています。
本日の前菜二種
1.豚肉のハチミツオーブン焼き。
八角の香る豚肉は断面が乾燥している感じ、焼き立てではありません。
ごわっとした食感。付け合せの野菜もくたびれ気味。
2.キュウリは、塩とゴマ油で味付けされたもの。
芝海老の春巻(2名分)
マスタードと豆板醤もセット。
かりっとした春巻の皮に対比する海老のすり身の弾力が魅力。
個人的にはここに山椒塩を合わせたいところです。
小龍包(2名分)
針生姜入りの黒酢がセット。
・・・コンディションがよろしくないようです。残念。
黒豚肉と野菜の焼売(2名分)
小龍包とは別の黒酢がセット。頬張るとふわっと柔らかく溶けていくような
口当たりなのですが、肉そのものの旨味が物足りない。
中国ハム入り焼き大根餅(2名分)
ビジュアルどおりです。かりっと感も乏しく、べとべとと日本の餅のような食感で
妙に甘い。たしか豆板醤をちょい足ししていただいたかな。
北京名物丸焼き餃子(2名分)
両面が焼かれ、「おやき」のよう。
肉汁は小龍包より入っていますが、皮が粉っぽく、それが口に残る。
鮑入りお粥
ザーサイ付き。中華粥というより雑炊、とろみが一体化していない。
鮑は極細切りが少々。このお粥、胡椒が効いてます。
申し訳ないのですが、口に合わず、ご辞退しました。
本日のデザート
バニラアイスクリーム。
ランチの時間帯、特級厨師のシェフが作られたものとは思いませんが
少し期待して足を運んだだけに残念。
選択ミスかと思いますが、個人的に点心のリピートは考えにくいというのが
このセットに対する感想ですが
他のお料理をいただけば、また印象は違うのかもしれません。
お酒は、生ビール@630×2 を注文
お会計は、1人当たり3,000円(千円未満四捨五入)
たいへん失礼申しあげました。
中國名菜 龍坊 代官山
東京都渋谷区恵比寿西1-33-36 代官山MBビル B1F
TEL 03-6455-0850
営業時間/ 11:00~15:00 17:00~22:00(L.O.21:00)
定休日 水曜日