食後は、佐敦~油麻地(ヤウマーティ)にかけての街歩き。
『廟街』、通称男人街は九龍の佐敦エリアから油麻地にかけて
広範囲にかけてつながっているとのこと。
こちらは佐敦の『廟街』(男人街)
ご覧のとおり、朝は屋台も撤収されて人通りも少なく寂しく感じます。
ちょっと道を入っていけば、そこは香港の活気あふれる街市(市場)
新填地街(Reclamation St.)の青空マーケット。
香港ってこうした市場があちこちにあるんだなあ。
売られているものは、乾物、果物、野菜などいろいろなのですが
日本ではちょっと見かけないものがあるので、立ち止まって見入ってしまいます。
なんだ!これ。宇宙からの生物か?!エイリアンを干しちゃった??
鶏の干し物のようだけど・・・。
あ、これならわかる。干し魚だね。
で、こちらは漢方ぽいものを販売されているのかな。
はじめ何のチップかと思って立ち止まったのですが
・・・・これ煎じて飲むのかしら(汗)
露店の裏にはやっぱりお店が軒を連ねています。こちらではお魚を販売されているよう。
ちょっと水槽を覗かせていただきましたが、やはり見かけたことがない色彩の蟹が
いたりと興味深かったですよ。
新填地街の先には玉器市場(ジェード・マーケット)
気軽に買い求められるお土産ヒスイあるのかな?
と足を踏み込むと店員さんが半ば強引にブレスレットとかを私の手に
ぐるぐる巻きつけてくるので戸惑いました。
う~ん、ちょっと好みにあうものもなかったので退散。ごめんね。
あとからわかったのですがマーケットは2つの棟に分かれているそうです。
私がお邪魔したのは上記写真の平屋建て簡易建物。
中には、小さなお店がたくさん並んでいました。
次は、上海街(Shanghai St)から天后廟に立ち寄りました。
情報誌等によると
『 廟の前の土地に漁船に使われる纜(ともづな)と桐油を売る店が多く存在した
ことから、この周辺が油麻地と呼ばれるようになった、という説 もあり。
また、この廟を挟んで北側を「廟北 街」、南側が「廟南街」と名付けられ、
この二本の道が合わさったのが現在の廟街(テンプルストリート) 』 とのこと。
天后廟は、油麻地と佐敦の中間にある道教寺院。
内部は撮影禁止。
中央の祭壇には海の守護神「天后」(ティンハウ)、その他の祭壇には
土地の神様「福徳祠」がまつられているそうです。
私も中に入り、参拝者を拝見しているとお線香を買って捧げていらっしゃるし、
神前にひざまずいての作法などは横浜中華街の関帝廟と変わらぬように
見えたのですが、間違えていたら失礼なので、私達は少し離れた位置から
合掌だけさせていただきました。
入口には車椅子にのった○○のおじいさん。
廟前の公園は、地元の方々の憩いの場のよう。
ガジュマルの木々の下、ゆったりとした時間を過ごされていました。
公園向かいの「許留山」 そういえば・・・
(老師) みに小姐、「許留山」 有名なデザートチェーンね。
と言ってらしたっけ。
そして、この左手には姉妹ブログ「中華日和」にコメントをいただいた
whitegarageさんから教えてもらった1950年創業の茶餐廳「美都餐室」があったのです。
無念!事前に知っていれば行動予定に組み込みたかったわ。
このエリアの街歩きはそろそろ終わりをむかえます。天后廟の脇からは
油麻地の『廟街』(男人街)
もちろん昼間なので通りは閑散としています。
が、私の印象としては油麻地の男人街のほうが、ディープ色が強く感じられる。
なんとなく夜の光景をイメージするとですがね。
そこかしこにディープ香が残って、気配ムンムン!
また、このあたりは「煲仔飯」を食べさせてくれるお店がたくさんあるのだとか。
(昼間でも営業されているお店をみました)
またのチャンスにはぜひに夜訪問し、土鍋飯をかきこみたいものであります