その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋工房(ギャンブル)

2012-04-01 23:40:28 | 夢屋工房

4月1日付の人事異動…エイプリルフールなのだから、異動辞令を読み上げてから、「うっそ!ぴょ~ん!」などと、シャレをかます社長が居るとしたら、きっとその会社の先行きは暗いだろう^^;
大学も就職も3月28日に決めてしまう、いつも滑り込みセーフ的な人生の二女『も~ちゃん』ではありますが、彼女が一番『夢屋国王』の性状を受け継いでいるのかもしれません。父親である『夢屋国王』だって、結構細い綱を渡って来たのである…運良く細い一本の綱が切れなかったから良かったものの、これからだって切れる可能性が無い訳ではないのでありまして、あまり偉そうなことは言えないのであります。
さて、当面の心配事であった二女の問題が片付けば、次は長男『ポン太郎君』の番であります。就職は2年後のことではありますが、国王から見れば素直な息子ではあるのだけれども、やや社会性に欠けており、これが大きなネックに成ることは今から容易に想像出来るのであります。子どもの頃に、私が仕事やギャンブルに逃げ込んで『ポン太郎君』と向き合うことが少なかったためだろうかなどと、今さら反省しても後の祭りなのであります^^;
そんな生きベタな『ポン太郎君』でありますが、今年は何とか進級して明日は神奈川に戻るというのであります。この春休みは、仕事にかまけて、また彼に何も経験させることが出来なかったので、『夢屋国王』は午後からパチンコに連れ出すことにしたのであります。

「何故パチンコなの?」オッカーは怪訝な顔をしますが、「昔は悪いことも良いことも、友達や先輩が教えてくれたものである。寮生活で先輩から教えてもらえない以上、悪い先輩(オヤジ)が悪いことを教えてやる。」などと夢屋理論(屁理屈)を展開して連れ出したのでありますが…。
ギャンブルの痛さを教えるためには、自分のお小遣いを使わせるのが一番でありますが、
オッカーザウルスに後から怒られるのも恐いので、ここは1円パチンコを選択し、要領だけを教えることにしよう^^;
台を選択させ、千円を投入し、玉の狙いどころだけを教えて、ひとつ離れた台に座ったのでありますが、彼の挙動が変である…ビギナーズラックってあるんですねぇ…打ち始めて1分も経たない内に大当たりを引いてしまうなんて…隣のオジサンが右打ちを教えてくれておりましたよ。私は、600円投資したところでレギュラーボーナスを引きまして、当座の遊び玉を確保いたしました。『ポン太郎君』の隣の台が空いたので親子で並んで座り、彼の玉が飲まれてしまうことを待っている…何故なら、今日は彼にギャンブルの痛さを教えなければならないのだから^^;
期待通り、彼の玉が総て飲まれ、国王は玉を分け与える…ビッグを引いて、また飲まれる。そんなことを2度ほど繰り返した後で、『ポン太郎君』がビッグの3連荘…概ね1,000円を回収したところで、時間を理由に止めさせました。一箱にも満たないような両替は恥ずかしい限りではありますが、今日の目的はパチンコ店のシステムを教えることにあるので、両替の仕方やカードの精算の仕方を教えて終了…600円の投資で1,200円の回収、ギャンブルの痛さを教えることは出来ませんでしたよ。(私の財布が傷んだだけで…^^;)
勝利したお金で、つまみとビールを買って『第2サティアン』で祝勝会…勝負事の引き際なんぞを講釈しながら、上機嫌で飲むオヤジ。チューハイ二缶ほどで、いつに無く多弁になった息子『ポン太郎君』をオッカーは、夕食時に心配するのでありましたとさ^^;

コメント
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