「夢屋くん!微妙だけど出てるよ^^;」(旧知の外科医)
年度当初のこの節に、かすかに陰性であることを期待して出かけた開業医さんでありますが、やはり誤魔化せなかった^^; 前夜39.1℃間違いないとは思っておりましたが、インフルエンザB型でありました。子どもの頃から扁桃腺熱で慣れてしまったせいか、熱に対する感受性が鈍い体質になってしまっており、39.1℃などという体温になったとしても、特に眩暈がしたり、ぐったりしたりすることがない、変な体質が出来上がってしまっております。少々の悪寒程度なら仕事に支障はないのでありますが、回りの人に移したらどうするの?その通り、インフルエンザに罹患していることを承知の上で出社して、出稼ぎ先に蔓延させたら、ある意味「傷害罪」が適用されるかも?ということで、自宅謹慎処分となりました^^;
しかし、こういう時に限って外は天気が良いのでありますよ。食欲が無い訳でもないし、関節が痛む訳でもない。じっとしていられる訳がないのでありますが、謹慎!謹慎!正直なところ、自宅でじっと布団に入っていることの方が拷問であります^^;
仕方が無いので、なかなか見る事の出来なかった名画「風と共に去りぬ」を鑑賞して時間を潰すことにしました。美人ではあるが高慢なスカーレット(ヴィヴィアン・リー)とキザな男にしか見えないバトラー船長(クラーク・ゲーブル)…名作であることは分かっていても、何故かしら鼻について観てもいないのに敬遠していた作品であります。鑑賞し終えての感想…やはり、イメージ通りなのでありますが、恐らく20代で観たとして抱く感情と50代に突入して抱く感情で、この作品に対する受け止め方に違いはあるだろうと思うようになりました。男女間の愛憎、ボタンの掛け違い…歳を重ねて、改めて鑑賞して理解できる背景というか何と言うか…さすがアカデミー賞8部門(主要6部門中4部門)を独占してしまう作品であります。
ということで、『夢屋国王』は梅の木に宿を借りたチャミノガのように、自宅でジッと謹慎していたのであります。(職場での体面上、そうしていたことにしておきます。あくまで、職場報告用^^;)
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しかし、私の性格で一日中、家の中でジッとして居られる訳が無い。
こっそりと家を抜け出して、すっかり雪の融けた『夢屋農園』を検分するのであります。昨年の秋、わざと取り残した白菜の花茎が伸びてきました。巻頭画像の花茎は、結球が不十分だった白菜のものなので緑色なのですが、しっかり結球した白菜の葉の中で伸びた花茎は白く、さっと湯がいて食べると甘くて美味しいのであります。ちょっとしたホワイトアスパラ感覚で楽しめます。分厚い雪に覆われていたニンニクやタマネギは、多少の欠株もありますが、これからの成長が楽しみなのであります。今日も天気が良さそうなので、読みかけの小説でも読みながら、排水路を軽く掘り起こすことにするか…職場には内緒です^^;