「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」(服部嵐雪)
『夢屋国王』の出稼ぎ先の紅梅がようやく開きました。農園の雪も大方が融け、昨年の残渣を集めはじめた近所のバアちゃんたち。『夢屋国王』としても負けじと山菜園に初めて「硫安」を軽く撒いてみました。観光ワラビ園などでは、肥料として硫安を撒いていると聞いたことがあるだけで、どの程度の量を撒いて良いのかさえ分かりませんが、昨年の田んぼの残り肥料を撒いているので、少ないことは明白であります^^;
トンネル栽培でコゴミの早出しが出来ないだろうかなどと、まだ残雪のある畑の一部を掘ったりしたものの、雪の融け方にほとんど差がないことが分かりました。これで、今年の融雪実験は終了…ということは、秋口に株分けしたコゴミの親株を、春先に温床栽培する…早出しするためには、こちらの方が効果的などと、当たり前のことを再認識する国王であります。一年に一度だけしか経験できない作業と実験。私に残された時間は限りがあるというのに、課題は山ほどあるのであります。
さて、日曜日のお昼に二女の新しいアパートを出発し、中央道・首都高・(外環)・東北道と順調に帰路についた『夢屋国王』でありますが、東京からの帰り道は、いつも首都高の罠にかかってしまうのであります。C2板橋JCT…鬼門であります^^; 頭は常に外環経由東北道とインプットされているのでありますが、板橋JCTで大宮方面・東北道方面と誘導表示されると、思わず東北道方面に引き寄せられ、首都高から東北道へ至るルートを選択してしまっちゃうんですよ…田舎者の悲しさであります。首都高の渋滞に巻き込まれたりしなければ、本当はこちらが最短ルートでトータルの料金も安く済むはずなのではありますが…しかし、お陰さまで、東京スカイツリーを横目でチラ見することができました。いずれにせよ、首都高は田舎者にとっては鬼門なのであります^^;
同じ高速道路でも、東北道に乗ってしまうと妙に安心感が増しまして、ここ蓮田SAで昼食をと思ったのでありますが、ひとつの約束を思い出しました。「娘の引越しの際は、必ずお邪魔します…。」10年近く会っていない大学時代の私の第一師匠のお宅を訪問する約束を思い出したのであります。ダメ元で彼の携帯に電話を入れると「今からおいでよ…!」第一師匠の相も変わらぬ無頓着ぶり…計画性の無い『夢屋国王』は、急遽、埼玉県内を「軽トラック」でさまようことになるのであります。(続く)
追記)私は、軽い風邪と思っておりましたが、昨夜、強烈な悪寒が…39.1℃…もしやインフルエンザB型では…今日診察に行ってきます。