その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋工房(さくらの旅)

2012-04-29 12:24:38 | 夢屋工房

「大河原の桜が見たいんだけど…。」久し振りにオッカーからデートのお誘いがありました。宮城県の大河原町ならば一般道で2時間程度のドライブコース。ゴールデンウィーク初日に家族サービスをして、オッカーのご機嫌を取れるならお安い御用であります^^;
問題は、我が家の『柴犬コウ(本名:さくら)』…人間で年齢換算すれば女子高生くらいのお嬢様でありますが、長旅が初めてなので車酔いしないか心配なのであります。(我が家は、ご主人様よりオッカー様より、さくら様のご都合が重要なのであります^^;)
昨日の悪い酒が影響して少々胃袋が重い感じはしますが、ムラ一番の働き者『夢屋国王』は、ブログUpして朝の6時には、ゴールデンウィークの課題であるパイプハウスの骨材を6組ほど調達して来ました。29日は、隣組恒例の花見なのでありますが、隣組長の『夢屋国王』は、隣組の若い夫婦にも参加してほしいので、「家族で行事の詰まっているゴールデンウィークは避けて、芋煮会にしようよ。」などと、主だった家庭に趣旨を説明して回り、愛車『ボロクソワーゲン』に「さくら」のケージを積み込んで、出発準備OKであります。

  

山形県高畠町から宮城県に貫けるには、通常、国道113号(通称:二井宿峠)を越えて白石市に至るのでありますが、途中、宮城県七ヶ宿町の「玉の木原水芭蕉群生地」で休憩であります。「さくら君!水芭蕉は食べられません^^;」
この群生地は、国道113号沿いにありまして、遊歩道が整備してあり、一周するのに約40分ほど掛かるようであります。今回の目的は「一目千本桜」でありますので、脱線しない程度に入口で鑑賞終了…「さくら君」の体調は今のところ大丈夫なようであります。
七ヶ宿町「道の駅ありや」で、おトイレ休憩…これオッカーの要求であります^^;


今年『夢屋工房』で作ろうとしている浅漬けキュウリの一本漬け(100円)が、売店に置いてありましたので、早速試食であります。カリカリと音がするので「さくら君」が、運転中の『夢屋国王』に要求しにやって来ますが、ペッと吐き出してしまいました。『夢屋国王』が食べる物は、ビールの他は何でも要求する『さくら君』ではありますが、お口に合わなかったようであります^^;

 

途中、国道4号の渋滞がありましたが急ぐ旅でもなし、『夢屋国王』の勘ナビで白石川堤の「一目千本桜」に目出度く到着でございます。さくらと桜と姥桜…桜のそろい踏みであります^^;
この桜は、大正12年と昭和2年に地元出身の実業家「高山開治郎さん」の1,200本の桜の苗木の寄付が元になっているとか…8Kmにわたる桜のトンネルであります。もう散り加減でありますが、桜吹雪の中を散策するもの乙な物でありますよ^^;
この白石川は、阿武隈川と合流し、亘理町で太平洋に注ぐ訳でありますが、亘理町も津波の被害を受けた町であります。この桜まつりも昨年は震災の影響で中止され、復活したものであります。
「地元の人には申し訳ないけれど、復興の状況を見てみたい。」(オッカー)
震災の復旧、復興作業には何のお手伝いも出来ない『夢屋国王』でありますが、松島町や塩釜市は比較的津波の被害が軽微で済んだと聞いておりますので、物見遊山では無く、地元の観光や買い物をすることで地域経済の手助けをしよう…お金を遣おう(大したお小遣いは持ってませんけれど^^;)そう決心し、日本三景「松島」に愛車『ボロクソワーゲン』の舵を切ったのであります。
ということで、我が家の『柴犬コウ(本名:さくら)』の長旅は続くのでありました^^;

コメント
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