月曜日の夜から飲んだくれているから、また脳ミソがアルコールの海を泳いでいるような火曜日の朝であります。前夜、『夢屋国王』の演説を聞かされた『柴犬コウ(本名:さくら)』は、朝起きても、全面支持の意を込めて尾っぽを振ってくれるのでありますが、夜中にインスタントラーメンを煮てくれた『有川有季菜先生(長女)』は不機嫌であります。『夢屋国王』は、また支持者をひとり失ったようであります^^;
若い時からそうである。社会の不正義や矛盾にひとり吠えている。したがって、これが組織の中に組み入れられれば、学生運動であったり、左翼系の運動に手を染めることになっただろうし、出稼ぎ先の組合運動にハマッたかもしれない。しかし、そうした団体への違和感もあって、今もこうして、どこか青臭い主張を繰り広げているのであります。『夢屋国王』の青臭い正義感や社会への怒りは、強力な推進エンジンの燃料として燃やし続け今があるのだから、『夢屋国王』が青臭さを失ってしまったときは、ただのご老体となるときである。そう割り切って生きていくしかないと思い込んでいるのであります^^;
スイセンの花が咲きました。花言葉は「うぬぼれ、自己愛」であります。ラッパスイセンなら「尊敬、心づかい」という花言葉もあるらしい。友人である『貧乏父さん(H.N.)』が、「つくし食えないかねぇ~?」とポツリとひと言。子どもの頃、近所の漬物屋さん(三奥屋…「晩菊」という漬物で有名なのですが)で、つくしを買ってくれました。40年ほど前は、Kg当たり40円位で買い取ってくれましたので、小学生の小遣い稼ぎには、とても効率の良いアルバイトでありました。子どもたちが摘む「つくし」でありますから、小さなゴミや雑草も一緒にビニール袋に入れてしまうので、先代の社長が事務所に居る時は、ムシロを拡げて、小さなゴミを取らされました。したがって、社長が事務所に居ないことを見計らって「つくし」を持ち込む…子どもながらに悪知恵は使ったのであります^^;
したがって、つくしが食べられない訳がない。しかし、つくしは苦いと聞いたことがある。まずは、胞子体(頭)は取って、袴(つくしのギザギザの葉っぱ)を取る。実に根気のいる作業であります。苦い物ならば、アク抜きをするべきだから、一度お湯で煮こぼしてみる。水洗い…佃煮あたりが、無難な食べ方に違いない。そう思って、水・酒・醤油と砂糖を適当に入れ、煮詰めて出来たのがこれ…^^;
恐る々々、箸を伸ばしてみるが苦くは無い。これといった特徴もない味であります。夕餉に、話のタネにと、我が家のオッカーと『有季菜先生』に食べさせてみる。「美味いね」とオッカーがひと言。「黒田清子さん(旧:清子内親王)は、つくしご飯を作るらしいよ。」どこで仕入れたかしらないが、ワイドショーのようなウンチクを垂れるオッカーであります。貧乏父さん!次の『夢屋工房』のお通しは、『う!つくしの佃煮』でいかがでしょうか^^;