その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋工房(ほ・える)

2012-04-27 17:09:06 | 夢屋工房

ラッパスイセンを眺めております。先日、花言葉を書きましたが、ラッパズイセンの花言葉は「心づかい」、黄色いスイセンは「私の元に帰って」…なんていうやつもあるらしい。ギリシャ神話では、水面に映った自分自身の姿に恋をしてしまったナルキッソス…そうであります、ナルシスト『夢屋国王』は、我と我が身に恋をして、このラッパズイセンを眺めているのであります^^;
な訳が無い。ラッパズイセンの花の中心部分を「副冠」と呼ぶらしいのですが、この副冠にクモの仲間が止まっているのであります。昆虫の世界を旅していると、その数の多さのために同定困難な種にぶつかることが度々でありますが、クモの世界も広くて、さらにネット上での図鑑も満足できるものが少ないのであります。余程、特徴のある種でないと、素人には同定なんて出来ないのでありますよ。小さなクモが、花を訪れる小さな虫を待っている。実に気の遠くなるような世界であります。

ハクサイのお花畑には、黒い小さな虫が止まっている。アブラムシの類だろう…こんな程度の思いで画像に収めるのでありますが、どうもユスリカの仲間(♀)のようであります。ミクロの世界に入っていくと、世界は拡がりを見せるものの、分類などという作業は不可能に近い技になっていくのであります。
出稼ぎ先の出来事にムシャクシャして『第2サティアン』で晩酌を…止せば良いのに、友人『ノロ君』の『第1サティアン』に寄って(酔って)しまう。気分は上機嫌…オッカーに今日の出来事をご報告すると「あなたは、必ず否定から入るのね。人の意見を受け入れるということがないの?」と逆質問を受けてしまうのであります。
「それは違います!」確かに言われた人は、自分自身は正しいと思っているのだから心外だろう。「どこに書いてあるんですか?教えてください。」只々、人生経験で物事の本質を考えていくと、直感的に違うと感じるものがある。小学生の教科書から大学生の専門書に至るまで、先人の研究や教えが書き溜められたものではありますが、それは今現在の常識といわれるものであって、もう数年すれば、間違いであったと平然と書き換えられることがあるのであります。この記述って本当なのだろうか?という純粋に疑問に思わなければ、昆虫の世界の研究なんて前に進まないのでありますよ。こんな性格だから、いつの間にやら否定から入る言葉遣いになってしまったのかも知れません。
マウスを左クリックして「はい!ここに書いてあります^^;」なんて出来たら、スマートな上司なのだろうが、泥臭い人生を歩んで来た者が、そう簡単にスマートに変身することなんか出来ないのであります。理科系技術屋は、どこか理屈っぽいのかも知れない…「うるせぇ!!!これが俺の本質だぁ~!」…『夢屋国王』は闇夜に向かって、ひとり吠えるのであります。(弱い犬ほど、良く吠えると言いますけど^^;)

コメント (6)
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