今年の冬は、一度に降る雪の量が多いようであります。軒下の雪の量は例年通りでありますが、雪かきをする朝の回数は極端に少ないような気がします。北陸地方では、ひと月も早い「春一番」が吹いたなどというニュースが流れ、気候さえも変わってしまったのかと思えるほど…何せ2月初旬にも係わらず雨が降るのでありますから。今朝は、日中の雨が雪に変わり、雪かきをする必要が無い程度の降雪であります。雪かきをしなければならないと思うと天を睨んでしまいますが、降らないとまた不安になる…誠に勝手なオヤジであります。
さて、『夢屋探偵社』は健康に良い物をリサーチすることを業務としておりましたが、いわゆる『健康に良い物』とは、お年寄りの健康志向をくすぐる商品の多いことに気付き、結局のところお年寄りの財布の紐をいかに緩めるかということがCM戦略の課題であるという結論に達したのであります。この低金利、低成長時代に、お年寄りをいかに信じさせることができるか…『儲け話』とは、『信じる者をつかむ話』であると悟ったのでありますよ。
したがって、お医者さんは儲かっているというような妄信と人工透析室の開設(社会貢献)といった人の心をくすぐるような話題で「医療機関債」などという商品を売り出資金を集める。ロト6や宝くじの当選番号を教えるといった根拠のない勧誘や健康食品を送りつけるという強引な手法まで、ありとあらゆる手段でお金を巻き上げる策略を練る輩が現れては消え、また現れる。(実は、懲りない詐欺師が色々な商品を考えて、次々と騙しているといった方が分りやすいかも知れません。)
基本的には「人を動かす。」「物を動かす。」「金を動かす。」そして今では「情報を動かす。」ことによってお金が生まれるのであります。だから、邪魔な雪(物)を動かす(除雪する)ことだけでも、お金になるのでありますから、この世の中には多くの『儲け話』があるはずなのでありますが、凡人は「物を動かす」場所とタイミングを上手くつかめないのかも知れません。「信ずるに足る話」を作り出せれば、『夢屋国王』も詐欺師の仲間入り…いえいえ、バカ正直だけが取り柄ですから…この辺から、探りを入れてみますか^^;