「五加木飯 上杉祭に 炊きにけり」(遠藤止観)
友人『ノロ社長』が所有する『第1サティアン』は、今年の冬の雪で屋根半分が崩壊してしまいました。この連休に再建計画を実施するようですが…^^;
さて、我が家の裏にも『第1サティアン』の壁沿いにも「米沢名物のヒメウコギ」が植えてあります。上手に仕立てれば立派な生垣になるのですが、中々忙しくてボリュームのある生垣に仕立てることが出来ません。それどころか若葉を摘んで食べることさえ手間が掛かって…「何?生垣を食べる?」…はい!山形県米沢市民は生垣として仕立てている「ウコギ」まで食べてしまうんです^^;
ウコギの「切り合え」ですが…何か?
夕刻、崩壊しかけた『第1サティアン』に寄り、ビールをひと缶頂きました。「天ぷらにでもするのか?」とオーナーが聞きますが、枝のトゲを避けながら小さな若葉を摘むのもひと仕事なのでありまして、「いやいや、切り和えをご馳走するよ。」とだけ応えて、ひたすら摘みまくります。湯掻いて軽く刻み、生みそでたたく…はい、「うこぎ味噌」の完成であります。これまた、お酒とご飯が進むくんでありますよ^^;
花の色は うつりにけりな いたづらに…
ウコギの切り和えは、今は亡きお袋が大好きでした。ご飯茶碗にてんこ盛りで食べてましたけど…おかずが無かっただけですか^^; この節、ご飯のおかずは、野の物で事足ります。タラノメにコゴミ、ふきのとう…この連休は、畑もののレシピでブログ更新ができそう^^;
「わが身世にふる ながめ(菜亀)せしまに」今朝、クキタチ(菜の花)の茎に早々と現れたナガメ(菜亀)であります。肩に降りかかる夜の長雨と、変わり果てる身と世を眺める詠み人「小野小町」でありますが、その肩にナガメ(菜亀)がくっついていたなんて彼女は知る由もない。もし、気付いていたら彼女は歌を詠む前に卒倒していたに違いない。心優しき男性諸氏は、黙って振り払ってあげるのですよ…臭~!!!(ほっぺた張り倒される。)
セクハラは、こうした勘違いから始まるのであります。何のこっちゃ^^;