その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

疳(かん)の虫

2016-04-21 12:22:12 | 新規就農

カキドオシ…『疳取草』とも呼ばれるようです。

4月から5月の花の咲いた「カキドオシ」を刈り取って水洗いし、陰干しにしたものを生薬で「連銭草」というらしい。これが子どもの「疳の虫」に効くというのでありますが…「あの~!だいたい疳の虫って何なのよ?」…子どもの夜泣き、かんしゃく、ひきつけは体内の虫によって引き起こされると信じられて来たことが始まりでして、居る訳もない虫退治に「疳取草」を煎じて飲ませろなどと言われましても、言ってる方も従う方もかなりいい加減であります^^;
「カキドオシ」は、日本生薬学会で「利尿・消炎」効果があるとされ、腎臓結石や膀胱結石にも効果があるとされているようですが、体内の虫に効く薬ですからねぇ…使うときは、専門家のアドバイスと自己判断で^^;


こちらは、厄介なニンニクの「さび病」です。

「さび病」の病原菌は、糸状菌…いわゆるカビによって引き起こされる病気です。したがって、ニンニク球に潜む「虫」によって引き起こされる病気ではないのだから(笑)、初期段階で適切な殺菌剤を選択すれば被害の拡大は防げるはずでありますが…毎年、放置してしまい病気を蔓延させてしまっております^^;
今のところ、秋から冬にかけて風や雪によって傷んだ下の葉を中心に発症しているようですから、『夢屋国王』は外科的治療…部分的な葉の切除を命じましたけれど、どうなることやら?極力薬剤に頼らない農法をと考えるとこんな予防法しか思い浮かびませんが^^;
安心・安全をウリにしようかと考えるとこんなものでありますよ^^;

コメント
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