その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

初収穫^^;

2016-04-23 07:10:11 | 新規就農

紡ぐ(つむぐ)と噤む(つぐむ)…似て異なる言葉

冬聞こえていた囀りが、夏に聞こえなくなる(口を噤む)ことから名付けられたという説もあるようです。(渡りをする鳥ですから当然と言えば当然ですけれど…)昨日、久し振りに離れた田んぼの様子を見に行きますと、荒地にツグミの群れが飛来しておりました。ツグミは樹上で木の実を啄んでいる様子をイメージしてしまうので、荒地や野原で虫を啄むことの方が一般的であると聞くとちょっと意外であります。むしろ山形では、こうして秋や春に渡りの経由地として見かける程度の鳥だから、良く知らないと言った方が正解かも知れません。


播種から約1ヶ月…間引きも兼ねて初収穫です。

これだけ疎らなホウレンソウも珍しい。ようやく芽生えたばかりのところや収穫しても十分な大きさまで成長した株まで…加温していない育苗ハウス内の温度差によるものと思われます。来年はさらにトンネル(ビニール被覆)を作って改善してみましょう。『夢屋農園』の技術レベルは、こうして来年への課題として先送りされてしまうのであります^^;
お百姓さんの良いところは、こうして変化や改善の足あとを確認出来ることにあります。所詮、最低ラインの技術レベルからのスタートですから、後退しようにも、もう下がるところがありません^^; 何かに取り組めば、それが半歩でも一歩でも前進した証にありますから…ただし、一年に一度しか経験できないのが玉に瑕ではありますけれど…。
さて、従業員『ポン太郎君』が、土を返し、種蒔きし、水遣り間引きをして世話した「ホウレンソウ」第1号を、月並みですがお浸しで頂くことにいたしましょう^^;

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする