その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

余波

2020-04-21 04:20:30 | 転職

仲の良い姉弟ではあるが…

『おやじぃ』は朝から働いているというのに、昼に寝て、起きては食べて、外が晴れていれば夜遊びに行く…不要不急の外出は自粛です!が、彼らは夜行性であるし、新型コロナウイルスは感染らないであろう^^;
今年からパイプハウスを2棟増設したお陰で、雨が降っても仕事にあぶれることなく何がしかの作業をすることができます。露地栽培であれば、4月の茎立菜の出荷が終盤になると、ここ山形県は端境期。山に山菜でも取りにでも行かないと畑には売りに出せる物が無くなってしまう状態です。今年は、秋蒔きのスナップエンドウをハウス内に植えておいたから、ひと足先に出荷しております。葉物も何とか出荷出来る大きさとなり、切れ目なく出荷出来るようになりました。(一瞬だけではありますが、直売所は我が農園の独壇場と化しております^^;)売上も想定通りに順調でありますが、他の農家さんの露地物が出来る頃には埋没化してしまうに違いない。まぁ、その頃は、『おらだの農協』にキュウリを出荷する段取りなのでありますけれどね。
危険分散の手段として、出荷する直売所を複数化する…ご近所のスーパーが閉店してしまったことで痛感しております。今年の新規候補として契約しようと思っていた観光センターの直売所が休止するらしい。新型コロナウイルスの影響で観光客が来ないんですもの…。


自宅前の水盤にミジンコが…

出荷以外は外出も控えてはおりますが、暇を持て余して実体顕微鏡でのぞいてみました。生物の教科書に出てくるような横向きの姿勢ではなく『のたばっている。』我が在所では、「うつ伏せ」になることを「のたばる」と言うのであるが、お医者さんが「○×さ~ん、うつ伏せになってくださ~い。」と診察室でおばあちゃんに声を掛けても動いてもらえなかったとか…そこでベテラン看護師さんが「ばっちゃ~!のたばれどぉ~!」と声を掛けたら、おばあちゃんがうつ伏せになってくれたという笑い話がある。しかし、これには後日談があって、隣りで聞いていた東京から来たお嫁さんが「あの看護師さんは、家のお義母さんにくたばれと言った。」とクレームが入ったとか…作り話かな^^; 『のたばっている』ミジンコを横向きにするには「ワセリン」に貼り付けると良いのだとか…ならば、ワセリンを買いにいくかぁ…こんな遊びも不要不急の外出ではあるなぁと自粛でありますよ。
夜、姉から携帯に電話が入りました。「初めて私からの携帯に出た!」と驚いておりましたが、療養中の彼女の状態が余り芳しくないようであります。明日からまた入院治療するとのことでありますが、不安を抱えての電話であろうことは容易に察することは出来るのでありますが、如何せん見舞いに行くことも叶わない。新型コロナウイルスが与えた余波…当たっては欲しくない悪い予感がする影響でありますよ。

コメント
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