「緊急事態宣言」が発布されましたけれど…
我が農園の『困窮事態宣言』は継続中であります^^;
古代中国の詩人「杜甫」が春望の中で詠っている有名な詩文…国が破れるか国民の命を護ることが出来るかという場面での「安倍総理」の演説に期待していた。憲政史上最長の在任(罪人)期間を全うするためには、国家存亡の危機的状況で、名演説が生まれても不思議ではない。明日「緊急事態宣言」を発布するという見通しを予め提示しているのだから、忖度官僚はここぞとばかりに人心をひとつにするための名文を草案しなければならないのに、事務的文章を読み上げているようでは国民はまとまりきれない。ルーズベルト大統領の演説を引用するのであれば、在野の自遊人は孔子11世孫と言われる「孔安国」による「君君たらずといえども 臣臣たらざるべからず」という一文を引用したであろう…『私は新型コロナウイルスの前には非力であるが、賢明な国民はこの危機的状況を下支えして欲しい。』と。
『ワクチンや対処療法薬が確認されるまで、緩やかな蔓延を進め、医療崩壊を防ぐことが、ひとりでも多くの国民の命を救うことにつながるのだから、非力な私に力を貸して欲しい。』と…何事も無いかのように、山形の空はどこまでも蒼く、桜花は巡る季節を感じ取って咲き誇っているのだから…。
後始末が、新たなアルバイトだす^^;
最も遅く新型コロナウイルスの感染者が確認された山形県は、少々ノーケアだった。そして、我が在所高畠町でも感染者が確認されてしまいました。さて、どうする?『お百姓さん』が外作業をしない訳にはいかないが、人と会う機会も少ないから、自身の生業に務めるだけであります。ただねぇ、納品行為は…手洗いをして、マスクをして、衛生管理は今まで以上に注意を払わないとなぁなんては考えております。「直売所」が閉鎖されたら…これはもう処置なしですかねぇ?人と合わないためには、行商して回る訳にもいかないし。
さて、今年引き受けた農業関連団体のアルバイトは…結局のところ、お国の補助事業の後始末であります。農地の土側溝を鉄コン水路に替え、貧弱な生物相となってしまった農業環境にビオトープを設ける。環境にやさしく調和した農業基盤整備事業…管理は地元住民が担います!結果、土砂が堆積し、人力では浚渫できない状態だから、また補助金で何とかできないか?まったくもう、ビオトープなら水草が少々繁茂した方が設置目的に叶うのでありますが、洪水の際に流下障害が起こる可能性があるので何とかしてくれということですなぁ。末端の農地で、土側溝で、子どもの頃から延々と側溝掘りをしてきた我が家をどうしてくれるのよ…と言いたいところですが、お金になるなら何とかひと肌脱ぎましょう!国が考えること、補助金だと何でも手を出す国民の行く末は、何でもこんなもんでありますよ。黙々と出来ることをやるだけでありますけれどね。