その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

田んぼ始動

2020-04-12 05:23:52 | 転職

まずまずの結果です^^;

3月20日にパイプハウス内に「うるい(オオバギボウシ)」の株を持ち込んで、トンネルを作り、貼り合わせた黒マルチと遮光ネットで「軟白化栽培」に取り組んでみましたが、まずますの結果を得ることができました。我が祖母は、りんごを入れる木箱と籾殻を使って軟白化しておりましたが、成長の具合が分からなくて気付いたときには伸びきっていたなんてことがしばしば…それと、収穫の際に籾殻を取り除かなくてはいけないので、一気に全量を収穫しなければならないという欠点がありました。そして、葉っぱの中の籾殻を洗い落とすのに結構な手間がかかりましてね。トンネル栽培ならば、収穫適期に販売量だけ収穫できる。祖母の実践を改良した唯一の成果かな^^; パイプハウスの中でのトンネル栽培なので、本来はあと10cmほど伸びた状態で収穫したいのですが、温度が高いせいか一気に展葉してしまいました。現在、外のトンネル栽培第2弾を実験中ですので、葉柄が伸びるかどうか比較できると思います。直売所でもポツリぽつり売れておりますので、春先の貴重な換金作物でありますが、ご先祖さまへの報告として、本日、我が母親の七回忌法要にお浸しにでもしてお供えしたいと思います。


ここまで来たらニラとは間違えないよなぁ^^;

毎年、ニュースになるスイセンとニラの誤食による食中毒事故…ラッパスイセンならば間違えようが無いと思うのでありますが、スズランスイセンと大葉ニラなら間違えるかも知れない。春先は、山菜の季節ではあるのだけれど、誤食事故は付き物です。よく分からないものには手を出さないのがよろしいかと。斯く言う私も平場育ちなので「コシアブラ」と「ウルシ」や「サワグルミ」の新芽の違いがよく分かりませんでしたから^^;
昨年は、春先に売れる物が無く、5月の連休は山に芝刈り(コシアブラ)に行っておりました。山形県の某山で、コシアブラに残留放射線が確認され、検査後でなければ出荷できないということも知らずに…まぁ、高畠町では確認されておりませんが、隣の隣のとなり町では、きのこに放射線が確認され、出荷停止になっております。地元では口にしないキノコをわざわざ他県の方が獲りに来て、念のために検査したら基準値以上の放射線が確認されたんですと。山の産物を特産品としている町ですから、林家農家としては大打撃でありますよ。
さて、本日は朝から田んぼの用水の泥上げ作業であります。いよいよ、田んぼ作業も始動…忙しくなりますなぁ…これは不要不急とはいかないだろうから(笑)

コメント
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