その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

空飛ぶ鯨…

2023-01-20 09:45:26 | 転職

以前から気になっていた「王将タワー」

冬にしては、飛び切りの青空であります。鉛色の空に覆われる東北の冬ではあるのだけれど、シーズン中に一日か二日ほど、空気が澄んだ青空に恵まれる日があります。こんな日は、雪山からコーヒー片手に下界を眺めるのも乙なものでありますよ。ただし、昨日は肉体労働アルバイトの日だから、山に登るという訳にも行かない。ハンドルを握りながら、蔵王連峰(刈田岳)の方角を眺めたら、山頂のレストハウスが見えたような気がしたのだけれど、運転中だからカメラは向けられない…それだけ『大晴れ』のお天気だったのでありますよ。(儲けもうけ^^;)
お昼ご飯を兼ねて天童市の「王将タワー」に寄ってみた。(昼食は別のお店だったけれど^^;)宮城ナンバーの観光バスが一台止まっていて、アジア系の若い女性たちがお買い物をしておりましたよ…頼まれもしないのに、「王将」は英語で何と訳せば良いのだろうなんて余計なお世話を考えた…「The king piece in the game shogi」あたりで納得してもらえるだろうか?ならば『左馬』は何と説明する?「Mirrored version of the kanji…」めんどくせぇ~オヤジだ!「The lucky item in Japan」で良いじゃないか…なんて、勝手にガイドをした時の妄想をしておりますが^^; しかし、『おやじぃ』からすると見た目でも薄着の彼女たちは、山形の「雪」を観に来たのかも知れない…青空に歓んでいる『おやじぃ』とは違って、雪の無い景色は彼女たちにとって「Unlucky」な旅なのかも知れないなんて、さらに妄想は広がるのでありますよ(笑)


短時間のアルバイトが次第に…

いつもなら「荷下ろし」だけで終わるアルバイトも、最近は工期に追われているのか「荷上げ」の肉体労働も課されるようになってしまった。(申し訳なくて余計な手を出しているという説もあるけれど^^;)ひとつの空間を引き戸で仕切って、2室として使う訳ね…。(概ね8畳程度の居室だろうか?)少しずつ仕上がっていく介護施設に、いつかは『おやじぃ』もお世話になるのかしらなんて思いが頭をよぎるのでありますよ。そして、転落防止用の『柵』なのだけれど、今日は何やら『鉄格子』にも見えてしまった…。認知症が進んで、はたまた身体的な障がいの程度が高くなって、家族介護だけでは対応できなくなって…自分の親もそうしてお世話になったから、『通る道』ではあるのだけれど…。介護ベッドはどこに置くのだろう…ここからは、澄んだ青空が見えないねぇ…なんて思ってしまいましたよ。
はてさて、1974年に「ちゃんちゃこ」という男性デュオが唄った「空飛ぶ鯨」…決して、ヒットした曲ではないのだけれど『おやじぃ』は何故か心に残った歌でありますなぁ。『森で平和に暮らしていた鯨が、時代に流されて海に沈み、夢を求めて空に飛び立つ…』といった内容の歌なのだけれど、昨日の青い空を思い、東京湾にもクジラが現れた…なんてニュースを見たら、突然、古い歌を思い出しただけでありますよ。流れ流されて、『お年寄り』はどこへ飛び出すのやら…『介護』という名に隠された『幽閉』のような世界かしら…動ける内は、もう少し自由とやらを満喫しなければ。果たして、東京湾のクジラは、自由を求めて来たのか、墓場を求めて来たのかは定かではないけれどね…。

コメント
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