今夜はビールが美味しく「感じる」…
雪国は室内が冷えるから、冬に冷蔵庫を必要としない…買い置きの缶ビールだって、自家用車の中に放置しているだけで、キンキンに冷えているから~^^;(これは、大きな誤解である!)
最大級の寒波が押し寄せたこの日、特に急ぐ用向きも無ければ、家族が茶の間でコタツを奪い合っていた方が燃料費の節約にもなるし、スリップして『ほだ雪さつっぱいった。(吹き溜まりに突っ込んだ。)』などと、余計な救助要請を受けることもない。家で大人しくしているのが一番でありますよ。しかし、全国ネットのテレビは、地方の大雪による交通渋滞や吹雪の様子を映し出すだけであり、「雪国の人間が、何で雪の話題を観なきゃ~いけないの?」などという思いになってしまうし、「たまに東京でもどっさり雪が降れば良いのに…。(なら、ニュースだよ。)」などと邪な感情も湧き上がる^^;
さて、寒波が来ても大雪にならなければ、さしたる仕事も無いから、今夜も定番の「晩酌会」…車に放置した残り1本の缶ビールを取り出して、「プシュッ!ぐびぃっ~!ぷわぁ~!」と思った瞬間、ビールが出ない!ありゃ~何で?そうそう、車の中で、夏場に人気の「フローズンビール」の出来上がり…違うちがう…「フローズンビール」は泡が凍っていて冷たさを楽しむのに、車の中で出来上がったのは『ビールシャーベット』でありますよ。ストローをお付けしたら『ビールシェイク』なんてね、新しい商品開発に成功…残念ながら、全く美味しくない^^; アルコール度数が7%程のビールの凝固点は、△5℃辺りらしい。雪国でも、定温の食品保管庫として冷蔵庫は必要なのでありますよ(笑)
仕方が無いので、取り敢えずウイスキー^^;
『酒呑み(呑み兵衛)』は、どんな条件下でも呑んでしまうから、大した根性ではある。凍ったビールさえも、ストーブの近くに置けば、すぐさま適温の『おビール』になりますから^^;
はてさて、最大級の寒波も少し弛んだ今朝は、思った通り、一日遅れで雪が降り出しましたよ。かれこれ、2週間程除雪作業をしていないから、久し振りの除雪作業に音を上げております。『今朝は、かんじたねぇ。』が、『おはよさま』替わりの朝のご挨拶…何を「感じる」のか…当然、全身で寒さを感じるのでありますが、これって「感じる」のではなく「寒ずる」の方言なんだわなぁ^^;
「寒じた」朝に除雪作業なんぞしていると、防寒性能の悪い手袋なんぞしていると指先が「かじかんで」しまう。「凍えた両手にぃ~♪息を吹きかけてぇ~♪」と松山千春さんは、冬(辛い日常)を歌詞に歌い込んでおりますが、息を吹きかけて戻る程度なら、大した寒さ(世間の風当たり)なんかじゃ~ない。『つったい(冷たい)』のではなく、「痛い」のが正解である^^;(少々、温めたところで、痛みは元に戻りませんから…。)「寒じた」と「感じる」のも生きている証拠…もし、全身が「かじかんで」しまったら、冷たい血液が心臓に達して死んでいるに違いない(笑)
まぁまぁ、寒波も3日もすれば通り過ぎてしまうのが日常であるから、ジッと我慢すれば済むのだけれど、国会の論戦の『寒さ』は、3日程度で収まるはずもなく、経済の冷え込みで庶民は凍え死んでしまうかも…我が業界も「寒じた」と「感じた」朝でありましたとさ…。