その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ぱっくりと…

2023-01-21 09:15:51 | 転職

「おでん」の「餅巾着」を見ながら…

そう言えば「巾着切(スリ)」という言葉が時代劇では使われていたよなぁなんて思い出す。錦糸を使った守り袋なんて無かったから、余り毛糸で編んだ『守り巾着』を首から下げさせられた記憶もある。(何故か、成田山の木札だった^^;)油揚げの中から何が出て来るか…時として、卵であり、時としてニンジンやゴボウの煮しめだった記憶であるのだけれど、それでも楽しみだった。そうそう、小銭を入れるためのお財布としての巾着もあった…ただし、我が在所では「がま口」のことは『ぱっくり』と呼んでいたのだけれど^^;
「イソギンチャク(磯巾着)」は、口を閉じた形状が巾着袋に似ているから、その名前の由来になったとか…大口を『ぱっくり』と開いて食べたとしても、大概の中身は大したモノではないに違いない。やはり、『大店の旦那』ならば、『紙入れ(長財布)』を持ち歩き、中から小判の一、二枚も出して欲しいものである。「巾着」を持つ者もその中身も大したモノではないならば、それを狙う「巾着切」も大した稼ぎにはならなかったに違いない。「他人さまの懐に手を掛けても、命までは手を掛けねぇ…。」こそ泥の名台詞ではあるけれど、老婆を打ち殺して金品を奪うなんてねぇ…何とも物騒な世の中でありますよ。
と、「餅巾着」を眺めながら、妄想はどこまでも拡がるのでありますよ。


ロボットが運んでくれましたけれど…

さて、雪の降らない一月…約2週間ほど除雪作業をしていない。しかし、今週は、10年来の大寒波が到来するらしく、昨日の夜中は荒れ模様。10㎝程度の降雪が鬱陶しく感じてしまう体たらくでありますよ。もうひと山か、ふた山の荒れた天気があるに違いないと思いながらも、3月のような雪の無い日々を暮らしていると、身体の方がそちらに慣れてしまってくる。(やっぱり、雪は余計な贈り物ではありますなぁ^^;)
辛いことよりは、楽な方に流されていくのは世の常でありますが、おやおや、今度届いたのは、雪に紛れて「家庭用電気料金」の値上げの報…確か、助成のお話もありましたけれど、30%程度の値上げかしら?公共料金の値上げは、節約にも限界がありますのでねぇ…一部、賃上げの話題も一気に消し飛んでしまうようなお話でありますよ。異次元の『子育て支援策』も『異次元の物価高騰』で総て水泡に帰すかも…。「はぁ~!」これには『ぱっくり』と開いた口がふさがらない。所詮『ぱっくり(がま口)』に入っているお金なんて小銭ばかりなのだから…。
欲しがりません勝つまでは…春になれば、厄介な雪も融けますけれど、値上げの報だけは春に押し寄せてくるようでありますなぁ(笑えない)

コメント
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