その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

女神との出逢い

2020-04-20 06:13:16 | 転職

カタクリの花が咲きました^^;

不要不急の外出は避けましょう。桜の花はまた来年も咲くのだから…しかし、しかしであります。我が人生のリザーブタンクの残量も少なくなっているはずなのに、研究成果は中々上がらない。春はまた巡ってくると言われても、明日の保障もないのだから、年1回しか発生しない『春の女神』だけは探しに行かなければならない。(価値観の違いではありますけれどね^^;)『春の女神』とも言われる「ヒメギフチョウ」は、早春に発生し短い命をつないでおります。正直なところ、高校生時代に山に通い、生きたヒメギフチョウと出逢えたのは生涯一度きりであります。仕事に追われ、『女神』の探索は頓挫しておりましたが、今は亡き親父が採取して来たウスバサイシン(食草)に卵が付着していて孵化した幼虫を捨ててしまった…それ以来、その場所を探索しておりますが未だに出逢えておりません。


山菜(コシアブラ)も気になるところです^^;

昨年春に『お百姓さん』を志し離職したものの、年度初めに売りに出す物もなく、今まで山菜取りなどしたこともないくせに運営費の一部を稼ぎ出すために山狩りに行きました。誰も取らない「コシアブラ」を見つけ、春先の生活を支えていただきましたよ。そこに見つけたカタクリの花の群落とウスバサイシンの群落…ここなら『春の女神』にまた出逢えるかも?そんな訳で、外出自粛中の世であっても、これは有要至急の調査なので山にお出掛けしてみました。我が取り場は、まだ少々早いようであります。カタクリの花は咲いているものの、ウスバサイシンはまだ萌えていない。私が知っている場所の中では、最も早く萌芽する場所でコゴミが少々取れましたけれど。こちらは、茹でて夕刻のおつまみにいただきました^^;


これ「ツチハンミョウ♀」でしょう?

『春の女神』との出逢いは空振りでしたが、取り場に黒い物体が…「ツチハンミョウ」に違いない。名前は知っているけれど、実物を見たことがないという良い例であります。この昆虫の仲間には、幼虫がハナバチ類の性フェロモン様の物質を出して、ハナバチの♂を引き寄せ、体にしがみつき、交尾中の♀の体に乗り換えるという離れ技を披露する種もあります。子どもたちが育つかどうかは運任せ、だから彼女のお腹はパンパンで大量の卵を生む。通常はつまんで観察するところですが、彼女たちの体液や分泌物には「カンタリジン」という毒素が含まれており、迂闊に触ると水疱性皮膚炎(いわゆる水膨れ)を起こす可能性がある。桑原クワバラ…魅力ある女性には『毒』がある。スケベな『おやじぃ』は決して触ったりしないのでありますよ(笑)

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殺菌、除菌etc.

2020-04-19 07:44:46 | 転職

桜の海に浮かぶ烏帽子山八幡宮…電線が^^;

人の目というものは、実に優れモノであります。見たいものに焦点を合わせるから、満開の桜の中に神社が浮かび、ブログにUpしようと思ったら、カメラは手前の電線がクッキリ!画像にするとこんなに電線(伝染)が気になるとは思いませんでした^^;
土曜日は恒例の温泉療養日…100円で健康と慢性的腰痛が癒せればお安い贅沢であります。がしかし、公衆浴場で感染しないのだろうか?『夢屋農場長』が野菜の納品を済ませ、定宿に出掛けると、お年寄り♂が5人ほど入浴しておりましたが「今日の温泉は何だか熱いねぇ。」「コロナ対策で温度上げてるんだべ。」「んだなぁ~んだ、んだ。」
『んだ。』とは、「そうだ。」という同意、同調する山形の方言である^^; いや、突っ込みどころはそこではない!「ウイルスは43℃の温水程度では不活化しない。」(煮沸98℃以上15~20分間…山口県感染症情報センターより引用)ウイルスが死滅する温度に浸かったら、人間も死滅してしまうのでありますよ(笑) お年寄りも話題にする新型コロナウイルス…元気老人である貴方がたなら、ウイルスも近付かないとは思いますけれどね。(科学的根拠なし^^;)


久し振りにお店の「ラーメン」が食べたくなったよ。

東京都田無市(現 西東京市)誕生の「きゃりーぱみゅぱみゅ」が、『ら~めん』なんてつぶやくものだから、『オジSUN』も無性にラーメンが食べたくなったのだけれども、これもまた不要不急の外出なのでありましょうかねぇ?山形県の場合は、ジワリジワリと感染が拡がりつつありますが飲食店は営業中なのだから、食事に行っても問題はないとは思うのだけれど、何故か自粛してしまう世情であります。スーパーにお買い物に行っても、マスクをしていないと白い目で見られるような昨今であります。マスク不足と言いながら皆さんちゃんとマスクしているから不思議でもありますよ。マスクしたままラーメンは食べられませんのでね…そんな風に考えていたら、オッカーが作ってくれた昼ご飯は、お取り寄せの「つけ麺」でした。(不思議と思いは伝わったようである。)出ちゃダメと言われると、やっぱり出掛けたくなるのがおバカな人間の性でありますなぁ…。
がまん我慢の土曜日に『オジSUNS4』は、『第1サティアン』で「タラの芽パーティ」…三密を避けましょうと呼びかけつつ、『第1サティアン』は、すきま風が吹く掘立小屋だから通気性に優れているなどと勝手な理屈を付けてオジさん4人で飲んじゃいました。ウイスキーの水割りではアルコール消毒にもならないのに。今が旬の「タラの芽」は、来週では食べられない。来年は?来年生きている保障はない!折角の機会だから、香典は生きている内にくれ。とまぁ、おバカに付ける薬は無い。脳みその雑菌を滅菌することの方が先のようでありますなぁ。

 

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裸足の王者

2020-04-18 06:26:28 | 転職

アベベのマスク…アベベ・ビキラに失礼か^^;

1960年ローマ、1964年東京オリンピックのマラソンで優勝したエチオピア代表のアベベ・ビキラ…ローマオリンピックでは、シューズが壊れてしまい裸足で完走することになり、『裸足の王者』なんて呼ばれていたような気もするが、スポーツ界が高所トレーニングを取り入れるきっかけとなった名選手であります。
一方、日本国の『裸の王様』が全国民に配ろうとしている「アベノマスク」が、東京都民でもない私の手元に何故かある。画像としてUpしようかどうか迷ったのでありますが、評価はそれぞれにしていただければと思いUpしてみました。これは、全国民配布前に医療・福祉施設従事者用に配布されたものの一枚であります。オッカーのアルバイト先で、貴重なマスクを頂き、ありがたく茶の間に飾っております。既に配布を受けた都民の皆さまの評価と同様、私の大きな顔では、鼻を隠すと口が出て、口を隠すと鼻が出るという結構な代物ではありますが、無いよりはマシだろうという評価になるのかどうか…?我がオッカーがアルバイトしている福祉施設には、週2回のパートのオバちゃん看護婦として勤務しておりますが、心構えと言いますか、彼女が以前から自費で買い求めていたサージカルマスクで何とか対応しております。(正直、無いよりはマシは、我々パンピーであって、医療従事者にこのマスクではリスクが大き過ぎる!!!)


山形も桜の花が満開です!

この日曜日に集落の用水清掃が予定されていたのですが、「全国緊急事態宣言」発布によりあえなく中止。それはそれで致し方ないことではありますが、古い釣り仲間から「今度の日曜日に釣りでもどう?例会なんですけれど…。」とのお誘い。周囲に彼の同僚・部下もおりましたから「バカタレ!新任係長として自覚を持ってくださ~い!不要不急の釣りは自粛で~す。」と冗談ぽくお断りを入れました。しかし、夕刻に再度電話しましたよ。「あなたのおかあちゃんは、老人福祉施設に勤務しているんでしょう?万が一、貴方が感染し、おかあちゃんに感染してしまったら、一気に彼女の医療法人は機能停止してしまうんだよ。貴方が無自覚で行動していたら、私の仕事を理解しているの?と離婚の理由にされちゃうぞ!」と嫌われることを覚悟で進言しましたけれど…。
現職中は、ネット社会であるからこそ、「Face to Face」の相談や業務を心情として来ましたが、『お百姓さん』を志すようになってからは、人との接触がほとんどありませんので実感に乏しいのでありますが、野菜の納品だけは気を付けるようにしております。感染るということより、感染さないという視点で、うがい、手洗いは小まめにしているつもりです。アフリカの英雄『裸足の王者』の晩年は孤独だったようでありますが、その栄光は末代まで語り継がれることでありましょう。しかし、我が国の『裸の王様』は晩節を汚さないで欲しいものだなぁと願うのみでありますよ(笑)

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ええじゃないか

2020-04-17 06:28:55 | 転職

お花畑…放置した畑ですけれど^^;

安倍首相は、全国に「緊急事態宣言」を発令…我が農園は『金欠事態宣言』継続中! これでまた自主休業していた委託事業が休業延長であります。所得制限付き一世帯30万円支給が、ひとり一律10万円支給に意向を固め、補正予算編成作業に指示を与える…「危機感に押される形で」何か凄い決断をされたように聞こえますが、連立与党の某宗教関連政党党首との会談で押し切られた形でしょう!ここでいう「危機感」とは、国民生活の危機的状況を指しているのではなく、総理、与党としての「存命の危機感」が成せる技でありまして、某政党はまた「福祉の党」として声高に手柄を訴えるに違いない。休業補償は必要であるのだけれど、今後長期間に及ぶであろう新型コロナウイルス対策の中での活動制限に対して、今回の措置は一時的なものでしかありえないと思うのでありますよ。第二弾、第三弾をどうされるおつもりか?こりゃ~考え無しに総理の側近として、ご注進申し上げれば、気前の良い施策が後先考えずポンポン飛び出しそうな勢いでありますなぁ…。


「人智の及ばぬところ」などと申しますが…

勤め人時代に2年間、ニンニク畑を放置してしまいました。我が従兄弟が肺がんに蝕まれた身体で農園にやって来て、「立派なニンニクを作れ!俺が売ってやるから…。」と放置した結果、小粒になってしまったニンニクを見ながら言っていた。規格外の小粒ニンニクは、知り合いの韓国料理店に売ってくれたようでありますが、そのお店も教えぬままに他界してしまいました。彼の遺言とも言うべき「ニンニク栽培」を3年ぶりに復活しましたが、小粒の鱗片がこぼれた元の畑に立派なニンニクがスクスクと育っております。これってどうよ?少々複雑な気分ではありますなぁ(笑) 人はいつか死ななければならない。それが「がん」であるか新型コロナウイルスによる「肺炎」であるかを問わず…私の場合は、日常の生活状況から「誤嚥性肺炎による多臓器不全」あたりが有力な死因であるとオッカーには話してある。突如、世界が見舞われた新型コロナウイルスで、暗い話題しかない世情である。1868年4月頃東海道を中心に起こった「ええじゃないか」…民衆は狂喜乱舞し「ええじゃないか」と叫びながら、暴動破壊行為へと繋がっていったとか。幕末の政情不安と格差社会への鬱憤がこうした運動を扇動していったとも言われるが、政治主導などと世と隔絶された世界にこだわっていると、民衆が爆発しちゃうかもよ^^;

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イデデ…腰痛

2020-04-16 05:05:04 | 転職

校庭のサクラも10日ほど早いようです。

朝起きて、自慢のイレギュラーコーヒーを淹れて、葉物の収穫開始。調整袋詰めして、納品。気が付けばお昼であり、午後の農作業に掛かるとあっという間に夕方…現在失業中(委託事業が入らない^^;)友人『ノロ社長』と彼の『第1サティアン』で、お決まりの晩酌をしているとイデデデデ。中腰姿勢の連続で疲れが腰に来たようであます。(違和感はあるものの、ぎっくり腰ではありません。)早々に自宅のお風呂で腰を温め早めに休みましたが、今度は早く目が覚めてしまう。ブログUpして、『第2サティアン』に早朝出勤し、今朝は収穫作業を早めに済ませ、土曜日恒例の温泉療養を前倒しして、100円公衆浴場(温泉)に浸かってみました。大分違和感は薄れましたけれど、結局、中腰作業が続きますから腰痛からは逃れられないようであります。休養を兼ねて、我が母校(小学校)の校庭に行って桜見物…いつもの年より10日ほど早い五分咲きであります。私が小学校入学の時には既に大木だったし(この年の2月に木造校舎の小学校が火災で焼失しております。)我が子3人の入学や卒業を見届けてくれた桜の古木でありますから、60年以上、変わらずに子どもたちを見守ってくれております。今年は、見守るべき子どもたちの歓声も姿も校庭に見ることができません。(子どもたちが居たら、不審な『ヒゲオジSUN』ではありますけれどね^^;)


アスパラガスの芽も出ておりました。

「Facebook」は便利なもので、過去の画像が表示される。去年の今頃は…あらら、発芽したウドの画像がUpされております。「タラの芽」も初物を収穫しましたし、やっぱり10日から14日程例年より早く、「節」が進んでいるようです。と言うことは…アスパラガスがそろそろ発芽する頃である。葉物の収穫に気を取られ(目先の現金^^;)、婦女子に人気のアスパラガスを忘れておったわ!!! 痛い腰を引きずりながら、大慌てで昨年の残渣をバーナーで焼いてみましたけれど、やっぱり5本ほど芽が出ておりました。株自体が老化してしまったのか、以前は親指大の太さを誇った自慢のアスパラガスも細くなってしまいました。少しずつ株の更新作業も行っておりますが、毎年、夏場に手が回らなくなってしまい草に負けてしまうんですよ。今年こそは…毎年、同じことを口にしては、夏になると目先の現金(果菜類)の収穫に追われ放置してしまいます。思っていてもやれないのは、「やならい」場合と「やれない」原因がある。勤め人時代は、「やらない言い訳を考える前に、やるための方法を考えろ!」と若い衆に発破を掛けておりましたが、やれない原因を潰していかないとねぇ…今年の言い訳は「腰痛」ということにいたしますか^^;
政府のコロナ対策も我が画像と同じで、どこかピントがズレているように感じるのは気のせいですかねぇ(笑)

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一杯のかけそば

2020-04-15 03:02:52 | 転職

そう言えば、そんな話題もありました^^;

昭和という時代が平成に替わり、竹下内閣が消費税導入を決めた頃、『一杯のかけそば』という実話に基づくという童話が話題となりました。確か病院勤務だったオッカーが聞き付けて、話してくれた記憶がありますが、学生時代から貧乏しても食だけは惜しまない(美食という訳ではなく、栄養価を考えるという意味で)を信条に生きて来たから、何やら胡散臭い話として聞いていた記憶があります。お話のオチは、背中の子どもも立派に成人し、母子でかけそばを食べに来たというものだったから、母子が札幌の北海亭という蕎麦屋を訪れたのは昭和30年代ではないかと想像できる。例え時代が古く、店屋物が贅沢だったとしても子どもたちと「かけそば」を分け合ったりはしない。そのお金があるなら、何がしかの栄養価の高い夕食が作れたはずだから…。
新型コロナウイルスの影響で、長女『有季菜先生』は失業状態。オッカーがアルバイトで不在なら、米沢ラーメンの評判店を探索するところですが、不要不急の外出は控えましょうということで外食を避け、長男『ポン太郎君』と蕎麦でも食べようと安売り麺を買い込んだら、あらまぁお姉ちゃんも在宅なのねぇと、蕎麦不足…結局、蕎麦は『おやじぃ』の酒のつまみとなりました^^;
そんな訳で、「一杯のかけそば」というお話を思い出した次第であります。野菜は売るほどあるから、材料代は100円であります。


耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶ…

『お百姓さん』をやっていると春先は何かと物入りで、種苗代や肥料費に結構なお金が掛かるのでありまして、それらを回収するには秋の精算まで待たなくてはいけません。今年は、春先から多少なりとも野菜が売れているので、何とか手持ち資金の中で遣り繰りしておりますが、田んぼの肥料をまとめ買い(農業資材店で5%引きセールについ^^;)したら、荷揚げのアルバイトで稼いだお金も消し飛んでしまいましたよ。パイプハウスの中で、コツコツと畝作りをする長男『ポン太郎君』には、農業は後から結果が付いてくると平気を装ってはおりますが、畑の土の中から出てきた「ケラ」を見て、お前は「ケラ」おいらは「オケラ」と誰も笑わないであろう独り言を言っております。
夕刻のニュースでは、千葉県勝浦市の花卉農家のニュースが…農家に休業補償はないと大言を吐いてはいるものの、春の結婚式シーズン用の花が売れないんですと。さらに昨年の台風19号の被害で、パイプハウスがほぼ全壊。ダブルパンチの被害でありますよ。我が農園は、日常買い回り品の野菜でありますから、そこそこには売れておりますが、このところの春先の強風に、パイプハウスのビニールが破れないかとヒヤヒヤもんの連続であります。何でこんな風になっちゃったのかなぁ…「結果は後から着いてくる。」そう信じてゴロ土と格闘する日々ではありますが…。

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沈黙の春

2020-04-14 06:45:35 | 転職

「置賜は国のまほろば菜種咲き

若葉茂りて雪山も見ゆ」…山形県が生んだ歌人「斎藤茂吉」のお弟子さんで「結城哀草果」は、そんな風に我が郷土の春を謳いました。キジ♂の鳴き声にドラミング(羽音…求愛行動)が混じる音が遠くで聞こえ、野の上空ではヒバリの甲高い囀りが聞こえる。昨日は久し振りにシジュウカラのご夫妻が我が庭木を飛び回っておりました。何も変わらぬ春の訪れであり、実に平和な光景であります。
1962年に出版されたレイチェル・カーソン女史の著書「Silent Spring(沈黙の春)」は、農薬DDTを始めとする農薬などの化学物質の危険性について、鳥たちが鳴かなくなったという現象を取り上げ世界に警鐘を鳴らした作品であり、農薬の残留性や生物濃縮という生態系への影響を社会に訴えました。(その後の検証によって、指摘事項が科学的に棄却された事例もありますが、社会的影響や魚毒性、残留性といった課題に取り組むきっかけとなったことに違いはない。)その後、有吉佐和子さんが小説「複合汚染」を発表されましたが、少々感情的な部分もあるものの、化学物質による汚染という問題は広く知れ渡る結果となりました。それに触発された学生たちもおりましたが、私は夏の重労働である「田の草取り」から解放した「除草剤」の開発に大きな拍手を送った者である。(最近の除草剤の魚毒性は低減されております。)


『子猫ちゃんず♂♀』の寝顔には癒される^^;

鳥たちが囀り、木々を飛び回る光景は何も変わることのない世界であります。新型コロナウイルス感染症を除いては…レイチェル・カーソン女史が警鐘を鳴らし、科学者たちがひとつ一つ検証する。明らかになった事実もあれば、棄却された指摘事項もある。正直なところ「新型コロナウイルス」については未だに分かっていないことが多く、獲得免疫のない人類は右往左往している状態にあります。医学、予防学、統計学etc.様々な分野で研究がなされておりますが、現象(事実)の積み上げが、必ずしも真実とは限らない。ましてや提出資料の一部を改竄されたのでは、判断するにも、大きな誤解を生む結果となってしまう。経済の失速や医療機関の混乱を回避する目的で、官僚たちは都合の良いようにデータを改竄していないだろうか?ビジュアルに訴えるために、マトリックス図の縦軸・横軸の目盛が明らかに歪曲された図…出てくる物それぞれに、真偽を疑いながら見なければならない世界。非常時に国民に信頼されない政府が主導していることは、国民にとって一番の不幸である。『子猫ちゃんず♂♀』は、明日もまた、おねだりさえすれば『ご飯』が貰えるものと信じて眠りについている。実に幸せではある。必ず巡ってくるはずの来年の春に、歓喜の声が響き渡ることを祈るばかりでありますよ。

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お菜(郷土料理)

2020-04-13 04:00:26 | 転職

「お菜は冷や汁だった。」

隣町の川西町出身の作家、故)井上ひさしさんの孤児院時代を描いたと思われる「四十一番の少年」の中に、その一文があったような記憶がある。「冷や汁(ひやしる)」は、米沢藩中興の祖「上杉鷹山公」が広めたといわれる山形県置賜地方の郷土食であります。宮崎県の『冷汁(ひやじる)』様の汁物も存在しますが、「冷や汁」は干し椎茸や高野豆腐、干し帆立などの乾物を戻して煮て、冷ました出汁と季節の茹で野菜を和えた物であります。この節には旬の茎立菜やうるいなどと和えて、雪で閉ざされた冬から解放された歓びを舌で感じるのであります。
本来ならば、東京で大学時代の同級会の予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中止となり、これまたコンサートかなんかで帰郷する予定だった二女『も~ちゃん』の日程に合わせ、亡き母の七回忌法要を前倒しで行うよう進めたのでありますが帰郷叶わず、結果、在宅の家族四人と同居犬『柴犬コウ(本名:さくら)』だけで法要を営むこととなりました。家族だけの法要だから、「お斎(おとき)」の料理もシンプルに…『夢屋農場長』が、祖母の見よう見まねで覚えた「冷や汁」を仕立ててみました。(オッカーは、同じ山形県内でも村山地方出身なので、この料理は作れないのであります^^;)


住職も法事の予約キャンセルが相次いでいるとか…

この場合、お寺の住職も所得補償の対象でしょうか?「お布施」は宗教活動に関するものなので非課税所得…宗教法人○×寺から、課税所得である給与が支給されているはずですから、お布施が減っても所得補償の対象にはならないでしょうなぁ^^; 般若心経を唱えている辺りから雲行きが替わり、迷犬『さくら』は一緒にお経の合唱、修証義の頃になると、途中息切れして二度ほど休んだものの最後までお教を唱えてくれましたよ。しかし、黙らせるためにテーブルに置いたはずの「おやつ」がふたつ消えている!!! 決してテーブルの上にある食べ物には手を(口を)出さない犬でしたけれど、興奮して食べてしまったようです。(息切れしたんじゃなくて、お経の休憩はおやつをこっそり食べてたのねぇ…貴女!)住職が帰ると疲れ果てて、ダレておりますよ我が家の迷犬は(笑)
午後から墓掃除を兼ねて墓参り…次にお墓に入るのは、間違いなく私。姑(祖母)、嫁(母)、親父(父)の遺骨をそれぞれに収め、「その中央に私の骨を埋めよ」とだけ生前遺言は残しております。この三人を取り仕切れるのは私しかいないから…さて、我が妻はどこに埋めよう?「一緒に入りたくはない!」なんて言われたりしてね(大笑)

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田んぼ始動

2020-04-12 05:23:52 | 転職

まずまずの結果です^^;

3月20日にパイプハウス内に「うるい(オオバギボウシ)」の株を持ち込んで、トンネルを作り、貼り合わせた黒マルチと遮光ネットで「軟白化栽培」に取り組んでみましたが、まずますの結果を得ることができました。我が祖母は、りんごを入れる木箱と籾殻を使って軟白化しておりましたが、成長の具合が分からなくて気付いたときには伸びきっていたなんてことがしばしば…それと、収穫の際に籾殻を取り除かなくてはいけないので、一気に全量を収穫しなければならないという欠点がありました。そして、葉っぱの中の籾殻を洗い落とすのに結構な手間がかかりましてね。トンネル栽培ならば、収穫適期に販売量だけ収穫できる。祖母の実践を改良した唯一の成果かな^^; パイプハウスの中でのトンネル栽培なので、本来はあと10cmほど伸びた状態で収穫したいのですが、温度が高いせいか一気に展葉してしまいました。現在、外のトンネル栽培第2弾を実験中ですので、葉柄が伸びるかどうか比較できると思います。直売所でもポツリぽつり売れておりますので、春先の貴重な換金作物でありますが、ご先祖さまへの報告として、本日、我が母親の七回忌法要にお浸しにでもしてお供えしたいと思います。


ここまで来たらニラとは間違えないよなぁ^^;

毎年、ニュースになるスイセンとニラの誤食による食中毒事故…ラッパスイセンならば間違えようが無いと思うのでありますが、スズランスイセンと大葉ニラなら間違えるかも知れない。春先は、山菜の季節ではあるのだけれど、誤食事故は付き物です。よく分からないものには手を出さないのがよろしいかと。斯く言う私も平場育ちなので「コシアブラ」と「ウルシ」や「サワグルミ」の新芽の違いがよく分かりませんでしたから^^;
昨年は、春先に売れる物が無く、5月の連休は山に芝刈り(コシアブラ)に行っておりました。山形県の某山で、コシアブラに残留放射線が確認され、検査後でなければ出荷できないということも知らずに…まぁ、高畠町では確認されておりませんが、隣の隣のとなり町では、きのこに放射線が確認され、出荷停止になっております。地元では口にしないキノコをわざわざ他県の方が獲りに来て、念のために検査したら基準値以上の放射線が確認されたんですと。山の産物を特産品としている町ですから、林家農家としては大打撃でありますよ。
さて、本日は朝から田んぼの用水の泥上げ作業であります。いよいよ、田んぼ作業も始動…忙しくなりますなぁ…これは不要不急とはいかないだろうから(笑)

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門限

2020-04-11 05:59:16 | 転職

今週もあっという間に過ぎました^^;

朝起きて、野菜を収穫調整し、納品するとお昼…お昼寝して、積み残しの作業をすれば夕方であります。日に日に陽が長くなり、農作業をしようと思えば1時間ほど追加して働けますが、春先からハイペースで進むと一年間体力が持ちそうにないので、今のところはキッチリ5時で作業を止めるようにしております。(長男『ポン太郎君』に長時間働かれても、お給金が追いつかないという裏事情もある^^;)一日の売上目標までは、まだまだ到達できませんが、何も売ることが出来なかった昨年の状況を考えれば、大きな進歩であります。時には一緒に汗を流し、時には植物の病気や害虫の実物を見せながら講釈を垂れ、昨日は食用菊の株分けを実演して見せた。農業未経験の『ポン太郎君』にとって、それが新鮮に映るか、関心の対象外であるかは関係ない。独り立ちして生きる術を黙々と伝えるだけであります。仕事を理由に子育てに参加しなかったツケを今頃になって果たしている。『夢屋農場長』も健康で働けるのもあと10年程度と見定めて、生き残る方向を掴んでいただけたならと伝えているだけであります。


『子猫ちゃんず♂♀』にもこんな時代が…

子育てと空腹でヨレヨレになった母猫『ジーコさん♀』が『第2サティアン』に助けを求めに来たのが昨年の6月でしたから、『子猫ちゃんず♂♀』もそろそろ生後1年のお誕生日なはずであります。5月の連休には、作業小屋の中から鳴き声を確認しておりますので、4月生まれに間違いないのですが、誕生日は便宜上5月5日の「こどもの日」としております^^;
『ブチ♂』は親切な大家さんに貰われて行き、器量良しの『シロ♀』は貰い手が決まったものの、先方の諸事情でキャンセル。臆病者の『クロ♂』はノラ化するに違いないと同居を許しましたが、『シロ♀』『クロ♂』との奇妙な同居は続いております。まさか一年後に、新型コロナウイルスで政情が急変するなどとは考えもしませんでした。
東京都の『小池のオバちゃま』は、こうした騒ぎが大好きなようで、威勢の良い姿を連日公開されております。「ロックダウン」などと衝撃的な発言を繰り返し、注目を集めようとしておりますが、結局のところ飲食業は8時まで営業可、酒類は7時まで提供可と、かなりトーンダウンした営業自粛要請であります…甘いな!!!
そのことは、ここで書かなくても、国民の方が先に理解している。徹底した封じ込めをしなければ終息しない。(無症状という感染者も含め、大方の国民が何らかの形で罹患しなければ終息したりはしないのだから。)発症者が最も遅く現れた山形県の『オジSUN』も不要不急の外出は避けるようにしております。(当分、家飲みは続く^^;)夜行性の『子猫ちゃんず♂♀』は…今日も夜遊びでありますよ。甘い!甘過ぎる!!! 『夢屋農場長』は、今晩から「夜間外出禁止令」を公布し、門限を定めようと考えておりますが、猫が聞く訳ないよなぁ(笑)

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