その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ぱっくりと…

2023-01-21 09:15:51 | 転職

「おでん」の「餅巾着」を見ながら…

そう言えば「巾着切(スリ)」という言葉が時代劇では使われていたよなぁなんて思い出す。錦糸を使った守り袋なんて無かったから、余り毛糸で編んだ『守り巾着』を首から下げさせられた記憶もある。(何故か、成田山の木札だった^^;)油揚げの中から何が出て来るか…時として、卵であり、時としてニンジンやゴボウの煮しめだった記憶であるのだけれど、それでも楽しみだった。そうそう、小銭を入れるためのお財布としての巾着もあった…ただし、我が在所では「がま口」のことは『ぱっくり』と呼んでいたのだけれど^^;
「イソギンチャク(磯巾着)」は、口を閉じた形状が巾着袋に似ているから、その名前の由来になったとか…大口を『ぱっくり』と開いて食べたとしても、大概の中身は大したモノではないに違いない。やはり、『大店の旦那』ならば、『紙入れ(長財布)』を持ち歩き、中から小判の一、二枚も出して欲しいものである。「巾着」を持つ者もその中身も大したモノではないならば、それを狙う「巾着切」も大した稼ぎにはならなかったに違いない。「他人さまの懐に手を掛けても、命までは手を掛けねぇ…。」こそ泥の名台詞ではあるけれど、老婆を打ち殺して金品を奪うなんてねぇ…何とも物騒な世の中でありますよ。
と、「餅巾着」を眺めながら、妄想はどこまでも拡がるのでありますよ。


ロボットが運んでくれましたけれど…

さて、雪の降らない一月…約2週間ほど除雪作業をしていない。しかし、今週は、10年来の大寒波が到来するらしく、昨日の夜中は荒れ模様。10㎝程度の降雪が鬱陶しく感じてしまう体たらくでありますよ。もうひと山か、ふた山の荒れた天気があるに違いないと思いながらも、3月のような雪の無い日々を暮らしていると、身体の方がそちらに慣れてしまってくる。(やっぱり、雪は余計な贈り物ではありますなぁ^^;)
辛いことよりは、楽な方に流されていくのは世の常でありますが、おやおや、今度届いたのは、雪に紛れて「家庭用電気料金」の値上げの報…確か、助成のお話もありましたけれど、30%程度の値上げかしら?公共料金の値上げは、節約にも限界がありますのでねぇ…一部、賃上げの話題も一気に消し飛んでしまうようなお話でありますよ。異次元の『子育て支援策』も『異次元の物価高騰』で総て水泡に帰すかも…。「はぁ~!」これには『ぱっくり』と開いた口がふさがらない。所詮『ぱっくり(がま口)』に入っているお金なんて小銭ばかりなのだから…。
欲しがりません勝つまでは…春になれば、厄介な雪も融けますけれど、値上げの報だけは春に押し寄せてくるようでありますなぁ(笑えない)

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空飛ぶ鯨…

2023-01-20 09:45:26 | 転職

以前から気になっていた「王将タワー」

冬にしては、飛び切りの青空であります。鉛色の空に覆われる東北の冬ではあるのだけれど、シーズン中に一日か二日ほど、空気が澄んだ青空に恵まれる日があります。こんな日は、雪山からコーヒー片手に下界を眺めるのも乙なものでありますよ。ただし、昨日は肉体労働アルバイトの日だから、山に登るという訳にも行かない。ハンドルを握りながら、蔵王連峰(刈田岳)の方角を眺めたら、山頂のレストハウスが見えたような気がしたのだけれど、運転中だからカメラは向けられない…それだけ『大晴れ』のお天気だったのでありますよ。(儲けもうけ^^;)
お昼ご飯を兼ねて天童市の「王将タワー」に寄ってみた。(昼食は別のお店だったけれど^^;)宮城ナンバーの観光バスが一台止まっていて、アジア系の若い女性たちがお買い物をしておりましたよ…頼まれもしないのに、「王将」は英語で何と訳せば良いのだろうなんて余計なお世話を考えた…「The king piece in the game shogi」あたりで納得してもらえるだろうか?ならば『左馬』は何と説明する?「Mirrored version of the kanji…」めんどくせぇ~オヤジだ!「The lucky item in Japan」で良いじゃないか…なんて、勝手にガイドをした時の妄想をしておりますが^^; しかし、『おやじぃ』からすると見た目でも薄着の彼女たちは、山形の「雪」を観に来たのかも知れない…青空に歓んでいる『おやじぃ』とは違って、雪の無い景色は彼女たちにとって「Unlucky」な旅なのかも知れないなんて、さらに妄想は広がるのでありますよ(笑)


短時間のアルバイトが次第に…

いつもなら「荷下ろし」だけで終わるアルバイトも、最近は工期に追われているのか「荷上げ」の肉体労働も課されるようになってしまった。(申し訳なくて余計な手を出しているという説もあるけれど^^;)ひとつの空間を引き戸で仕切って、2室として使う訳ね…。(概ね8畳程度の居室だろうか?)少しずつ仕上がっていく介護施設に、いつかは『おやじぃ』もお世話になるのかしらなんて思いが頭をよぎるのでありますよ。そして、転落防止用の『柵』なのだけれど、今日は何やら『鉄格子』にも見えてしまった…。認知症が進んで、はたまた身体的な障がいの程度が高くなって、家族介護だけでは対応できなくなって…自分の親もそうしてお世話になったから、『通る道』ではあるのだけれど…。介護ベッドはどこに置くのだろう…ここからは、澄んだ青空が見えないねぇ…なんて思ってしまいましたよ。
はてさて、1974年に「ちゃんちゃこ」という男性デュオが唄った「空飛ぶ鯨」…決して、ヒットした曲ではないのだけれど『おやじぃ』は何故か心に残った歌でありますなぁ。『森で平和に暮らしていた鯨が、時代に流されて海に沈み、夢を求めて空に飛び立つ…』といった内容の歌なのだけれど、昨日の青い空を思い、東京湾にもクジラが現れた…なんてニュースを見たら、突然、古い歌を思い出しただけでありますよ。流れ流されて、『お年寄り』はどこへ飛び出すのやら…『介護』という名に隠された『幽閉』のような世界かしら…動ける内は、もう少し自由とやらを満喫しなければ。果たして、東京湾のクジラは、自由を求めて来たのか、墓場を求めて来たのかは定かではないけれどね…。

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てなもんや…

2023-01-19 07:04:16 | 転職

「俺がこんなに強いのも…」

「あたり前田のクラッカー!」…残念、大阪府堺市にあるという「前田製菓」がスポンサーとなった「てなもんや三度笠」の有名なフレーズは憶えているのだけれど、「前田のクラッカー」なるものを食べた記憶が無い。故)藤田まことさんが出演していたことは憶えているけれど、その役が『あんかけの時次郎』という名前だったということは全く憶えていない。そのかわり「珍念」と白木みのるさんだけは記憶に残っている…突然ですが、夢の中で「前田云々」という武士の名前が出て来て、藤田まことさんが夢に出て来て、月代(さかやき)を剃っていないから「必殺シリーズ」ではないと思い、記憶をたどってみただけであります^^;
山形放送では1963年から1966年頃まで放送されていたようだから、後半部分の映像が頭の片隅に残っていたのかも知れない。紐づけしていくと…幼稚園バスの中で、仲の良かった3人組で「あたり前田のクラッカー!」と叫んでいた記憶はあるのだけれど、その内の1名は既に他界しておりますよ…。(何で、こんな古い記憶を夢にみたのか分からないけれど、藤田まことさんの映像から、記憶の断片を紐づけていった結果かも知れない。)


何故、刺身が出されたか…

その後のお願いに意味がある^^; 古い記憶をたどったところで、自分に都合よく書き替えられていることがあるから、正確かどうかは保証の限りではない。一方で、現実に、突然「刺身」など提供されると、これは何か下心があるに違いないなどと勘ぐってしまうところにある…案の定、本日の肉体労働アルバイトは、途中までトラックを引っ張って欲しいというお願いが付加された。(大した労苦でも無かったから良かったよかった^^;)
はてさて、農業団体の受託事務の打ち合わせをしながら、言葉のやり取りのかけ違いに戸惑っている…お役所用語と現場の受け取り方の違いではあるのだけれど、互いに悪気がある訳ではないから、中立の立場としては、それぞれの見解を頭の中で交通整理するのだけれど…美味しい話の陰には、何かしらの思惑が潜んでいるに違いない。「てなもんや三度笠」のようにコメディやパロディであれば良いのだけれど、お互いが良くしようと思っての考え方だからどうしたものやら…。
「俺がこうして生きて行けるのも、なべ焼きうどんのおかげです!」…語呂も悪いし、ヒットもしないフレーズを吐きながら、今日も肉体労働を提供してくることにいたしますかぁ(笑)

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みそっかす^^;

2023-01-18 08:39:45 | 転職

「味噌漬け」を見て思い出した^^;

子どもの頃、「鬼ごっこ」をして『夢屋少年』は必死になって逃げ回っていたのだけれど、決して捕まることはなかった。すばしっこいから…いや、違う。ルール除外、戦力外としての『みそっかす』扱いだったからである。それでも必死になって逃げ回っている…つまり、自分が『みそっかす』であることが理解出来ていないまま、仲間に入っていると思い込んで逃げているのである^^;
昔は、年齢差、体力差があっても一緒に遊んでいた(遊んでもらっていた)から、子どもたちの間で、自然と出来上がったルールなのだろうけれど、幼い弟や妹を一緒に遊ばせるには仕方がない。むしろ、一緒に遊ばせないことを『子守り』をする大人に怒られたのかも知れないなぁ…。『シカト』、無視することとはまた違う。第一、『みそっかす』を捕まえたところで、次の鬼役を『みそっかす』が捕まえることは出来ないから、『みそっかす』を捕まえたところで、その後の遊びが進まないのである。「いじめ」ならば、『みそっかす』を敢えて捕まえて、『なぶる』ことも出来たかも知れないが、それもしなかった。『みそっかす』という立場に気付き始めた時には、たまに捕まえて上げて、ルール除外を宣言する…だから、真剣味も増したのかも知れないし、年長者は遊ばせ方を心得ていたのかも知れない。『みそっかす』を卒業する頃には、次なる『みそっかす』である弟、妹が出現したのでありますよ(笑)


生き方が違うんですなぁ…

さて、『みそっかす』…方言だと思っていたのだけれど、辞書にも出て来るから標準語のようである。むしろ山形県米沢地方ならば『あぶらっこ・あぶらっかす』が方言なのかも知れない。味噌を漉した後の残りが『味噌滓』ならば、油を搾った残りが『あぶらっこ』かねぇ…。
子どもの頃は、10歳も年齢差があれば、凄い大人に見えたものだけれど、歳を重ね、還暦を過ぎたら、10歳程度の差は感じなくなってしまいましたよ。むしろ、年齢差よりも若々しく生きているか、年寄り臭く生きているかの違いだけは感じるようでありますなぁ。(あちこち、身体の不調を自慢することはあっても^^;)『味噌滓』が価値のないものの喩えとするならば、子どもの頃の『みそっかす』は、将来、肥料にはなるかも知れない有望株であり、大人の『味噌滓』は、エキスを総て搾り取られた役に立たないモノ扱いかねぇ…仲間に入れてもらおうとして、必死に「鬼ごっこ」で逃げ回っているのは同じように映るのだけれど、本チャンの『仲間』に昇格することはもう無いからなんてね。
はてさて、久し振りに食べた「味噌漬け」で子どもの頃の遊びを思い出した…一年を経て漬け替えて、二年目の「味噌漬け」だそうである。塩辛いだけではなく、良い味出してますけれど…これから、良い味を出すか、腐るかは、生き方(味噌床)次第だと思いますが…『ショッパイだけの人生』で終わらせるつもりはないんですけれどね(笑)

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正確と不正解^^;

2023-01-17 08:18:37 | 転職

今日も現場で肉体労働…

便利な世の中でありますなぁ…手摺を設置するための金物の取り付けも、「レーザー墨出し器」で正確な水平が保てますもの。(これなら『おやじぃ』にも出来そうな気がするけれど、期待されているのは力仕事ですから^^;)水平を確保するだけでなく、レーザー光線を使った距離計もある。今では、1万円程度で距離計が購入できるようだから、ゴルフを卒業する10年前にそんな便利グッズがあったなら、『おやじぃ』のスコアも格段に良くなっていたかも知れない…ちょっと待て、いくらピンまでの距離が正確に測れても、ショットが安定していないのだからスコアには関係ないな。残り95ヤード…そうそう、凡そで十分なのでありました(笑)
そうそう、本日の現場で感じたこと…転落防止のための手摺(柵)は1,100mm以上とされているようであります。前のめりに覗き込んでも手摺が腰より高い位置にあれば、滅多に落ちることはないだろう。それでも、大人の知恵を超えて、子どもの転落事故が起きてしまうから、踏み台になりそうなモノは置かないようにしないとなぁ…。それならば、介助用の手摺の高さはどうだろう…個人の体格差や不自由の度合いはマチマチだから、ひとつの目安として75㎝から85㎝あたりが適当とされているようであります。結局のところ、間を取って80㎝あたりに落ち着いたりしてねぇ…お金があれば「二段手摺」という手法もあるのだろうけれど、万人向けの高さなど存在しない…いくら正確に水平を保っても、ある人には正解であり、ある人には不正解という結果になるんだろうなぁなんて思った次第でありますよ。

お昼は、チェーン店の「ネギ塩」で…

今週は、さらに二度、この現場に行かなければならないようであります。道すがら、無料区間の高速道路の法面が気になって仕方が無いのでありますよ。二車線で道路幅員が狭いせいもありますが、山を切り開いた場所の斜面の雪が気になってしまってねぇ…今年はまだ雪が少ないけれど、ここに新雪が降ると表層なだれが起きるんじゃないかなんて余計な心配をしております。設計上では、充分な幅員と法面の勾配を計算しているというところなんでしょうけれど、自然災害って、設計を大きく上回るなんてことがありますから…。そして、今回の現場…木材をふんだんに使った『温もり溢れる居住空間』なんてところが基本コンセプトなのだろうけれど、防火・防煙的にはどうなんだろうなんて、他人の施設を心配して上げている。(壁面はプラスターボードだし、冷たくて重いスチール扉よりは良いかも知れないが…。)まぁまぁ、介護施設で寝たばこするような輩は居ない(前提)だろうし、建築基準法に言う防火エリアの設定はクリアしているに違いない…素人が口をはさむべき問題でもないのだけれど、プライバシーに配慮した居室の配置は、目が届きにくく、迷路のようなブロックになっている。
そうそう、こればかりは、自分が不自由になって、入所してみないと分からない世界ではありますよ。今では、ベッド周りにセンサーを取り付けて、夜中に徘徊すればステーションに一報が入る仕組みもあるようだ。正確ではあるけれど、正解のない世界…『人間工学』などという学問があってもねぇ、お金が無ければ対象者には合わせられない現実。人間の方が基準に合わせて生きなければいけないのかも知れないねぇ。

 

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モラトリアム…

2023-01-16 09:57:28 | 転職

令和元年6月に日本はIWCを脱退…

「調査捕鯨」という枠で、鯨肉が流通していたから、脱退前でも食べていましたけれどね^^;
鯨肉と言えば、子どもの頃、「冷凍クジラ」として、夏でもカチカチに凍った「生肉」を食べていたし、小学校の給食では「クジラのノルウェー風」というメニューが好評だったような気がする。今ならば「酢豚」の豚肉が鯨肉で、ケチャップ風味の『酢鯨』とも言うべきものだけれど、お肉の塊というものが貴重だったに違いない。そして、一般家庭でも食べられていたのだから、鯨肉は安価だったのかも…。また、「クジラのベーコン」という脂身だけのスライスも給食で提供されたのだけれど、少々クセがあって、子どもたちには不評だったような気がする。引出物として稀に頂く「鯨の大和煮」は当たりだった^^;
先住民族の食文化として、捕鯨が許可されている場合を除き、日本の場合はIWCを脱退し、「商業捕鯨」に舵を切ったのだけれど、鯨肉を食べないと生きていけない訳でもなく(捕鯨で生業を立てている方は別として…)「昔は良く食べたもんだ。」程度の認識で食べている。「鯨油」は灯火用の燃料、「鯨ひげ」は、「鯨尺」や「ゼンマイ」として利用されていたというくらいの知識ではあるけれど、それぞれが競って求め続けなければならない『加工品』という代物でも無くなったはずであるけれど、やはり『生業』を守るという点からは、水産庁の重要なお仕事なのかも知れない。


今夜はうどんが蕎麦に変わった^^;

1972年に「商業捕鯨」については、「国連人間環境会議」で10年間のモラトリアム(一時停止)が決定されたのだとか…確かに「これから、鯨肉が食べられなくなる。」と大人たちが言っていたことが微かに記憶にあるのだけれど…。
はてさて、突然ですが『モラトリアム』…心理学用語では、青年期に見られる自己発見と社会的成長に至るまでの精神の準備期間を指すらしい。『モラトリアム人間』などと言うと、社会に対して責任を負わない人々のことを指すのだとか…んにゃ~、これって決して青年期ばかりとは限らないよなぁ…。貴重なタンパク源としては、一定の役割を終えた「鯨肉」のように、社会で一定の役割を担って来たと自負する老年期初期の人間だって、その後の役割というものに戸惑う時期があるんじゃないかなんてね。
今まで培ってきた経験を社会のために…理想としてはそうなのだろうけれど、もう錆びついてしまった『昭和流』の解決手法は必要とされなくなっていたりしてね^^;
なはは、本日も肉体労働のアルバイト…とにかく、頭を空っぽにして、残った体力だけで勝負いたします。まだまだ、使っていただける内は働きますけれど、『モラトリアム』を『物取り合う』と読んでしまう。一定の役割を終えたと思いつつ、生活のためには何とか働き続けなければ…生息数が増えていると言われるクジラでありますが、『仕事取り合う』老人も増えているような気がして来た(笑)

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旬の食べ物^^;

2023-01-15 09:30:52 | 転職

「菊腸」と書いて「きくわた」と読む^^;

魚類の「精巣」を食材とするときの呼び名を「白子」と申しますが、トラフグの白子には毒が無く、他の種では毒があると言われておりますから、人間の「食」への拘りにたどり着くまで、何人もの犠牲者を出して来たに違いない。「寒」の時期(1月上旬から2月上旬頃)に獲れるマダラを特に「寒鱈」と呼んで、山形県庄内地方では「どんがら汁」として、調理し振る舞われるのでありますが、輸送手段も整い、今では、内陸部でも新鮮な内臓付きの「寒鱈」を手に入れることが出来るようになりました。友人『ノロ社長』が『寒鱈鍋(どんがら汁)』を食べたいと食材をネット注文しましたけれど、この時期は海も荒れて、水揚げされる時期や配送される日が中々確定しません。ならば、『おやじぃ』が食材費を奢る約束で、市場に買い出しに出掛けたのでありますが、本日は、北海道産のマダラ半身と『菊腸(きくわた)』を手に入れた…残念ながら、味にコクを出すための「肝臓」が手に入らない…近くのスーパーにも寄って見たのだけれど、「肝臓」だけを売っている訳もなく、鱈の切り身(3切)とぶつ切り、少々の「肝臓」と「白子」をあしらった『寒鱈鍋セット』がエライ高くて、コチラは手控えた…宮城県産の「磯海苔」なるものを手に入れ、『磯の風味』だけは醸し出せるかもと食材不足を『誤魔化す』のでありました^^;
『料理長』が折角の生食用『菊腸』を鍋で煮ようとするから、それでは勿体ないと小皿に分けて、ポン酢で頂きましたけれどね…こうした食べ方は、昔は内陸部の人たちは知らなかった。我がお袋が大好きで、当時は低価で買い求めることも出来たのだけれど、今では高級食材ですわ(笑)


はい、お目当ての「どんがら汁」でありますが…

我が家では、「鱈ちり鍋」として醤油ベースで食べていたのだけれど、鮮度の問題もあるけれど、少々生臭みがあった記憶である。庄内風に味噌仕立てにしてみると、海苔の風味も手伝って、中々のお味でありました。寒風吹き付ける中を、フウフウ言いながら食べるのが醍醐味かも知れませんが、今年は、雪ではなく雨が降る陽気…「共通試験」の頃は、大荒れのことが多いのだけれど、今年は穏やかな試験日となっているようでありますよ。(余り、「雪が降らない。」などと口走ると、天の『雪の神様』が降らせることを忘れていたことに気付いてしまうので、ここは小声で語り、書き残す方が良いようであります^^;)
はてさて、腹いっぱい食べること、または、「足らい脹くるる(たらいふくるる)」が語源となったと言われる「鱈腹」でありますが、冬から早春が産卵期と言われており、『寒鱈』は、産卵期を前に、『荒食い』しているに違いない。お腹はぷよぷよ…そんな『寒鱈鍋』を『おやじぃ』たちも「鱈腹」頂いて、やっぱりお腹がぷよぷよ…『産卵期』なだどというモノは、とうの昔にご卒業しているから、蓄えるエネルギーは『無駄』そのものだったりしてねぇ(笑)
『無駄な元気』や『無駄な栄養』を蓄えて、もう少々働かなければいけない。次のネタは『恵方巻』同級会ですかねぇ…旬のモノを旬の時期に食べる。人間としての『旬』はとうの昔に過ぎてしまってはいるけれど、CMに乗せられて、何とか時代について行こうと必死ですわなぁ。「来年もまた…」という言葉が妙に怪しげになっているお年頃でありますから、出来ることは出来る内にしておかないとね(笑)

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歴史から学ぶ…

2023-01-14 10:00:55 | 転職

さて、何人「中った(当たった)」でしょうか^^;

「カキ」は、貝塚からもその貝殻が発見されているらしく、生食としたものか焼いたものかは別にして、縄文時代には既に食べられていたようであります。お魚に比べれば、岩場に張り付く「カキ」は採取し易かったに違いない。一方の「アジ」の場合は、浅瀬に取り残されたか、打ち上げられたのか?はたまた、釣り上げたのか…これは、かなりの高等技術であるわなぁ^^;
こうして、人類がどのような手段で「食」を得ていたかと考えるだけでもロマンがあるのだけれど、残念ながら、『歴史』の教科書に必ず最初に出て来る「縄文時代」を深く学んだところで、『歴史』のテストにはほとんど出題されませんわなぁ…小学校の頃から社会の教科書で学んだ『歴史』なのではあるけれど、必ずと言って良いほど、時間数が足りなくて近代史は駆け足か、パスされたことだけは覚えている。ましてや、『おやじぃ』の世代は、山形県の高校受験科目が「英、国、数」の三教科だったから、それで済んだのかも知れないし、大学受験と言えば、「共通一次試験元年」世代であるから、「日本史」「物理」は選択科目として履修していないのでありますよ。それでいて、生き残るためには、特に不便も感じなかったし、数学の公式なんか、どこかに吹っ飛んでしまっていても暮らしていける。むしろ、短歌なんぞに込められた『恋心』などをひも解いていたら、もう少しは『古典』というものが好きになっていたかも知れないなどとも思えて来る。荒唐無稽と思えるようなテレビドラマの歴史上の人物描写も、時を経て考えるに「さもありなん!」なんて妙に納得したりしてね…『歴史観』などというものは、あっさりと塗り替えられてしまうのでありますよ。


この「うどん」にも『歴史』が積み重なる?

さて、本日は大学受験の「共通試験」の日でありますなぁ…「世界史B」の問題が流出したのは昨年の試験だったのかぁ。過ぎてしまえば、遠いことのように思えるのに、ましてや世界史の問題で、1・2問得点を得たところで、大きく影響するとも思えないのだけれど、必死だったんでしょうなぁ。
はてさて、昨日、暇を持て余し、ネット動画で「トガニ(るつぼ)」という映画を観たのだけれど、非常に後味の悪い映画だった。(ろうあ者福祉施設での性的虐待とその告発を描いた映画であり、その後、韓国では「トガニ法」なる法律が制定されたとされている。)彼の国では、まだそんなことがと思いつつ、我が国を省みてみれば、社会的弱者に対しての性的な、あるいは言葉や力による暴力事件が告発されているじゃないかねと気付くのでありますよ。自分たちは『違う』なんて言っていられないねぇ。そうそう、『歴史』を学ぶ意義というのは、単に人間社会の発展(正)の経緯を学ぶだけではなく、衰退や過ち(負)の経過にも向き合わなければいけないということ…侵略、収奪の『歴史』を時の権力によって、「進出」「共栄」という言葉に書き替えたとしても、当事者が受けた暴力は変わらないと思うのでありますけれどね…「あの時は、仕方がなかった。」そんな言葉を何度聞かされてきたことか。
「カキ」を食べて「中った(当たった)」人間は、果たして何人いたのだろうか?恐らくは、「中った」人数よりは、「中らなかった」人数の方が多かったに違いなく、「中った」としても「美味しい」という魅力の方が、その後の苦しみより上回っていたに違いない。とは言え、「中る(暴力)」には加担したくはないのでありますけれどねぇ…受験生よ、頑張ってくださいな(笑)

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夫婦満足度の指数?

2023-01-13 09:38:09 | 転職

次第に味も一定して来たような気もするが…

「ようやくお店の味に近づいてきたような気がする。」と自負する友人『ノロ社長』の『うどん療法』でありますが、山形県が誇る『ラーメン文化』が競合相手となるのか、廉価な『うどんチェーン店』が競合相手となるのか…立地条件で大きく違ってくるような気もするが^^;
ワンコインで済ませることの出来るお昼は…今なら、牛丼並盛、立ち食いそば(うどん)、ハンバーガー、コンビニのおにぎり3個とお茶etc.『大日本』の経済を支えるヒラリーマンのお昼にしては少々心許ないような気もするが…。「三面等価の原則」からすると、『賃金が上がると物価も上がる』と物価高抑制に都合よく使われ、今や『物価が上がれば賃金も上がる経済の好循環』…と訳の分からない使われ方をしているような気もするが、「お父ちゃんのお昼の改善を!」とお小遣い値上げ闘争を繰り広げても、「その前に、稼ぎを増やして来い。」と門前払いされてしまいそうな『お小遣い春闘』でありますよ。
こうなると某衣料小売り店持ち株会社の「賃上げ」が大々的に報道されたりするけれど、あれれ?採用2年程度の店長さんは、かなりハードな業務をさせられていたような報道の記憶もあるのだけれど、『ダークサイド』な部分には触れず、『賃上げする』良い企業とイメージ作りしていくのも如何なものかとも思うのでありますけれどねぇ。(現在の実態を知らないので、推測だけで語るのは止めておこう。)


『でべそ』の部分は無駄かいなぁ?

お昼に郵便物が届いた…今でも雪道をバイクで配達してくださいますよ。かつては、地元採用の公務員だったのだけれど、今では、嘱託職員の方々が配達を担ってくれているはずである。「経営合理化」という名の下に、低賃金の働き口を創り出し、今さら「賃金が上がっていない。」と騒ぎ立てるのも如何なものか…当のマスコミ各社もアルバイト、嘱託契約のスタッフ募集を行っているのだから、元々、賃金が上がる要素を抑え込んで来た結果が今であるはずなのに…。
さて、「ラーメン一杯が1,000円超え」…小麦、卵、燃料費etc.と値上がりしているのだから、それもまた致し方ないけれど、人件費上昇分に見合うだけの値段設定になっているのだろうかとまで考える。結果、ヒラリーマンは苦し紛れでワンコインの昼飯を探し、『ノロ社長』試作中のうどんもまた、競合するであろう昼飯業界の値段設定に原材料費が縛られる結果になるのだけれど…。むしろ、卵、牛乳、もやしetc.といった『物価の優等生』といわれる食材が、長い間、価格が据え置かれて来たことの方が不思議にも思えて来るのでありますよ。『顧客満足度』の指数が、お値段だけという側面で語られるのも如何なものかなぁ…なんてね。
はてさて、『顧客満足度調査』…お客様のニーズを的確に把握して、サービス向上に努めます。ならば、『夫婦満足度調査』は…お相手のニーズは把握しているつもりですが、『あきらめ』というスパイスを追い足しして、据え置きにしていただければ…虫の良い話ですかねぇ(笑)

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失念…ど忘れですな^^

2023-01-12 07:25:34 | 転職

山形県天童市発祥の「鳥中華」ですが…

「鏡開き」の1月11日…『おやじぃ』の在所では、この日を『仕事初め』と称して、農家は藁仕事など始めていたらしい。(実にのんびりとしたものである…というか、雪に埋もれてしまい、仕事らしい仕事が無かったに違いない^^;)そして、この日は長男『ポン太郎君』の誕生日…夜中に陣痛が始まり、まだ机に向かっていた『おやじぃ』が、吹雪の中、オッカーを病院まで送り届けたことだけは覚えている。当時は、立ち合い分娩なんて無かったから(あったとしても、オッカーは拒否したに違いない^^;)知らない奥さんの壁越しの『絶叫』に青ざめ、自販機で買った缶コーヒーを「湯たんぽ」替わりにオマタにはさんで寝袋で外の駐車場で朝を迎えた記憶である…缶コーヒーも冷め、寒くて目が覚めて、分娩室に向かったら丁度産まれたところだった。(こういう絶妙なタイミングだけは、実に外さない『おやじぃ』でありますよ^^;)さぁ~て、それからが大変…実家に公衆電話で電話をしようとするのだけれど、電話番号を何度も押し間違えてしまってねぇ…『お世継ぎ』の誕生に舞い上がっていたようでありますなぁ(笑)
そんなドタバタ劇を思い出しながら、その時、産声を上げた『お世継ぎ』と今日もアルバイト先の現場に向かっている。午後一番の搬入作業だから、途中で昼ご飯にして…山形県発祥と言われている「鳥中華」なるものを親子で注文し、『おやじぃ』のトレーにだけ「柴漬け」が付いていないことを横目でにらんでいる^^; 店員さんが、小鉢を付けるのを『失念』されたようでありますなぁ…。


元々、しめ鯖も不得意だったのよ^^;

「課長!『失念』しておりましたぁ。」と『丁寧に』言い訳する部下がおりましたけれど、仏教での『失念』とは、物忘れや気づきを失った心であり、仏法の理論や言葉を忘れたりすることを言うようである。「チミは、先月も同じところを間違えているから、これは『失念』ではなく、仕事の中身を理解していないんじゃないかい?」…PCに数値を入力さえすれば、見た目ではきれいな報告書になるから、『流れ』を理解していないと往々にしてこんなことが起こるのでありますよ…さて、『恨めしい』目で眺めた「柴漬け」の小鉢は…歳を重ね、修行を積んでいるから『おやじぃ』は、店員さんにクレームを付けたりはしない。『お世継ぎ』である長男『ポン太郎君』は、酸っぱいモノが苦手で食べないことを知っているから、ヤツからひったくれば良いだけなのだよ。『お世継ぎ』の誕生と狂喜乱舞したのは、いつの日か…「柴漬け」の小鉢ひとつを奪い合う『食仇』かねぇ(笑)
長~い人生、これからも色々なことがあるに違いない。しかし、誕生日のお食事が「鳥中華」というのも慎ましい…ましてや、今日のアルバイトは結構ハードで階段の昇り降り付き^^; お昼のラーメンもどこかに消し飛んでしまいましたよ。ならば、小腹を満たすために『おやじぃ』が、ハンバーガーを奢ってやろう…今夜はハンバーグかも知れないという嫌な予感はしたのであるけれど。彼は、迷いなく「照り焼きバーガー」を所望したのであるよ…さすが『おやじぃ』の血を引く長男『ポン太郎君』は、オッカーの晩ご飯のルーティーンをしっかり把握しているようでありますなぁ(笑)

 

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