峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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山崎八段らしく

2016年04月13日 | 将棋

4月9・10日に岩手県平泉町「関山中尊寺」で行われた第1期叡王(えいおう)山隆之八段と第3回将棋電脳トーナメントで優勝した将棋ソフト・PONANZAの第1局は、残念ながら山崎さんが敗れた。

囲碁では先日、初めて人工知能がプロ棋士に勝ち大騒ぎになったが、将棋の方では既にコンピュータソフトがプロ棋士に勝っており、そのうち人工知能に勝てなくなるだろという大方の見方の中、おそらくは山崎八段としては心に必勝を期して対局に臨んだに違いない。

それだけに、敗戦のショックは小さくないだろう。興味深いのが「PONANZAが強いという意識、弱気ではダメだという意識があり、自分の判断を信じることができなかった」と山崎八段が語っている点だ。山崎さんの言葉は、いかにも人間臭い。また、いかにも山崎さんらしい。

第2局は、5月21・22日に滋賀県大津市「比叡山延暦寺」で行われる。山崎八段が人工知能が如く冷徹な指し回しを見せられるか、それとも徹底して人間臭い指し回しで人工知能の冷徹さを上回れるか興味は尽きない。

頑張れ、やまちゃん!

コメント
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