午前10時から正午まで、役場応接室にてこの度の熊本地震の対応を中心に町長と意見交換させていただいた。出席者は、町内会長連絡協議会側から私と藤田副会長、町の方からは町長他、副町長と総務課長の5人。
先ず、稲垣健君とその仲間たちと西町町内会との協力による支援の取り組みを紹介させていただく。その後に、今回の熊本地震に対しての町の取り組みについて尋ねた。
町の方針としては救援物資の受け付けは行わない。県から依頼がきている下水道の職員2名と保健師1名の派遣については応じるつもりである。避難所の開設については検討したいとのことだった。
その他、佐々町にも断層があり、いつ地震に見舞われても不思議ではないとの認識では一致し、そのための対策を十分にとっておく必要があることに意を唱える者など1人もいなかった。
具体的には老朽化した役場の建て替え問題、あるいは防災訓練を通しての自主防災組織の充実を図ること等々を協議した。
会議終了後、藤田副会長に熊本地震への対応について臨時に町内会長連絡協議会の役員会を開くことを提案し了承を得る。帰宅後、すぐに町担当者と7名の役員に電話をして使用できる会議室及び時間の調整を行う。
そうして午後6時役場3階第2会議室で臨時役員会を開いた。
先ず、午前中の町長との意見交換会の内容を報告をした後、稲垣君と西町町内会の取り組みを紹介し、若者とその仲間たちと小さな町内会が協力してこれだけのことができた。各種研修等でもお世話になってきた熊本県の人たちのために、町内会長連絡協議会がリーダーシップをとって何か出来ることはないか協議しましょうと持ちけた。
1時間ほど協議した結果、町内会長連絡協議会会長名で、すべての町内会で義援金を募る回覧を回すこと。それについての文書の内容、かかる印刷代、封筒代等一切合切を町に頼らずこちらでまかなうこと。
さらに、町内会長連絡協議会の予算の中から6万円を義援金に出すと共に、それとは別に町内会長1人あたり3千円を募ること。
そうして集まった義援金を代表者が携え、直接、熊本県庁を訪ね、熊本の方にお渡しすることを決めた。
若者が身を削り、困っている人のために動いているのを見て、触発されている。