有紀さんは、大会終了翌日から頭痛や食欲がなかったりと体調がすぐれないようでしたが、長崎空港に着き、女房どのとくるみさんの出迎えを受けるなり、すっかり元気を取り戻しました。
今は、2学期の成績が不満だったらしく勉強に精を出すと言っています。
昨日、松山先生からメールが入り、増本くんの決勝と有紀さんの準決勝の観戦記を長崎新聞に書くので、棋譜を記しておくようにとのことで午後、駒を並べていました。
2003年8月9日(土)記
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当時、松山先生の門下で有紀さんより1学年上に増本敬くんという逸材がいた。
敬くんは、2000年の小学生将棋名人戦で第3位になっている。その時の優勝者が現在プロ棋戦で活躍している都成竜馬四段であり、準優勝者が中村太地王座である。
そして、この年の2003年の中学生選抜の男子の部で決勝に進出、惜しくも優勝は逃がしたものの準優勝を飾った。
高校生となった2006年には全国高等学校将棋選手権大会、全国高等学校将棋竜王戦、全国高校将棋新人大会の3大会を制し、見事に高校三冠を成し遂げている
その後、大学将棋界でも大活躍をした。現在は社会人となり、仕事に精を出しているようだ。
敬くんのお父上とは当時からずいぶんとお世話になっている。現在も、佐々町将棋同好会を支えていただいているお一人だ。
振り返ると、素晴らしいご縁をたくさんいただいてきている。