昨夜、長浜に戻ったのは、11時過ぎだった。予定では11時40分ごろ長浜駅着なので自宅につくのはシンデレラすれすれだった。長浜から車で来ている方がいて、送って下さった。総勢21名の東京ドーム行きは、新幹線のなかから混雑が予想された。名古屋からは東京ドーム行きの乗客がほとんどだった。東京駅から中央線でお茶の水へ、総武線に乗りかえて水道橋へ。背の高い男性が4名いたので、一人の方の帽子とそして、手作りの旗を目印に21名が移動した。
不思議な仲間だった。存じ上げているかたは3名くらい。教会ではお会いしているが、お話をしたことはなった。「はい、おやつね」と最年長の方がみなに分けてくださった。小さなビニルーにあめやチョコが入っている。遠足気分だった。車内で早々と昼食を食べて、話もはずんだ。ドーム到着からミサまでは2時間はある。どこもここも並ばないと用が足せない。歌の練習をしていた。途中からなので何の曲かもわからず、聞いていた。
ミサは感動のうちに進んだ。言語も5か国語ではないか?ミサは万国共通なので指示は出ない。ミサ曲も選曲のうまさがあった。そして、教皇の退場では自然に大拍手が沸いた。最後にオフィシャルテーマ曲「時のしるし」を歌うことになった。ミサの前に、この曲を練習していたのだ。歌いながら、21名がみな涙を拭いていた。(ほかの教会の方たちも)その涙が何の涙かもわからず、ただこぼれてきた。歌の終わりは、日本語は「ぎゅっとつないだ手をにどとはなさないで」だった。(「時のしるし」で検索してみてください)
帰りは大変だった。迷う人も出て全員が新幹線に乗れた時、リーダーが「これは(神に)招かれたのだ と思いました」と話した。21名の雰囲気は不思議と変わった。一つになり「たのしかった!」と抱きあう感じだった。初めから21名が「招かれていた」のだろう。あの涙をみな忘れないだろう。