空気が澄んでいるので山の稜線が美しい。そして、一日一日と彩り鮮やかな衣に着替えていく。この季節に思い出すのは、毎年宮本輝の「錦繍」だ。文章がうつくしい。山形に行ったのは雪の季節だったので、あのあたりが紅葉するのです と教えてもらった。好きな小説で毎年再読する。
「鏡よ、鏡、鏡さん、この世で一番美しいのはだれ?」「それは真知子さまですよ」鏡をのぞくと、マスクをした私がいた。たしかに、目はきれいだ。でも、鏡ばかり見ていてはいけないのです。鏡に映るのは「自分」だからです。これは教皇様の今回の若者へのメッセージにあったものです。「鏡」と「スマホ」の世界だけは異常です。その異常に気が付いていないのです。それが怖い!いつからこのようになったのかはわかりませんが、これでは時すでに遅し のようです。
先日、SNSである中傷記事が流れた。そこにどんどん事実がどうかわからない人たちが投稿してくる。それが時間とともにエスカレートしてくる。だれも怖いとも思わないのだろう。生まれた時が悪いのか?生まれた家が悪いのか?それで人生の大半が決まるような世の中になってしまった。それだけでないエリート?の閉塞感もある。エネルギーの向かうところがないのではないだろうか。そのエネルギーをほかのだれかに向けられたら・・・。
今日は朝は最高の気分で始まったが、暗雲が差し込めてきた。こういう悪い磁場になると危険なので、さっさと出かけことにした。教会へも行って、お礼とお祈りをしてきた。ともかくマイナスイオンは避けて逃げるが勝ち と思うようになった。今日のハイライトは、琵琶湖に沈む夕日を見たこと。写真はオートなので旨く撮れない。でもぽっこりの写真が撮れた。2枚UPしますね。