カーテンを開けると、大家さんの蔵の屋根が白い。雪だ!粉雪が舞っているが、激しくはならなそうだ。外に出ると、伊吹山が凛としている。たくましく清らかだ。この雪でコロナウイルスも消滅すればいい と祈った。
昨日、成人式の着付けをしたお嬢さんが多くみられた。今年は気のせいか、きものが派手な気もする。若さとそれだけですばらしい!都会では、与太郎のような男の子が(ごめんなさいね)大きなお姉様のお供をしているようだったが、こちらでは見ることはない。TVで成人の主張の懐かしい場面を流していた。それから入江璃花子さんが出演していた。20歳だったのか!2年前に白血病で苦しい闘病生活をしたとは思えない美しさだ。その彼女から出た言葉は「1人の新成人として、大人として、自覚を持って強い人間、そして強いアスリートになれるよう精進していきます」だった。
20歳の頃は・・・。何の自覚もなく、自信のないころだった。それでいて、妙に片意地を張っていた。だから、振袖は着なかった。英会話と英文タイプを学んでいた記憶はある。アンバランスの中に生きていた。写真を見るとそれなりに美人ではあるが!?
もし、戻れるなら、この頃に戻ってみたいと思う。振袖は着ないと思うが、入江璃花子さんのように、強い人間になれるよう日々生きてまいります と言いたい。あなたのに立って恥ずかしくない大人になりたいと。でも、訪問着くらいは着たいかな。(笑い)