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家族になろうよ

2021-01-14 17:06:38 | 日記

ちょっと(いや、かなり)いいことがあった。なにかおいしいものでも食べることにしようね と友達と電話で話したが、お花を買っただけで帰った。空気が暖かい。スーパーから外へ出て、マスクを外して歩いた。ここなら人通りもないので、歩くことが出来る。なんとすがすがしいことか!マスク生活に慣れ過ぎている。

何日か前のTVで(CMかな?)小学生くらいの男の子と女の子、そしてお父さんとお母さんのファミリーがダイニングで楽しいそうに料理をして、おしゃべりをしていた。ああ、いいなぁ と子育てをしていない私は思った。あんな日があったら・・・。でも、私が子供のころ、父がよくおやつを作ってくれた。(父は自営なので家にいた)祖母の作ったいちじくのジャムがたくさんあるとワッフルを焼いてくれた。たこ焼きやらお好み焼きも得意だった。お正月なども炬燵にはいっての家族の団欒があったなぁ。家族か・・・。

昨夜、一昨日の続きの「愛別十話」の「河野裕子とその家族」を読んだ。河野裕子さんががんで余命が宣言されてからのお話が中心だ。最後まで仕事を続けたその闘病生活はすさまじい。特に最後、在宅で家族で介護する場面は。でも、読み終わるとその悲しい痛みを伴う別れも、なにか心に生きる力を与えてくれた。ふと、一番の友人の言葉を思い出した。「妻は最後まで堂々と生きました」(少し言葉が違うかもしれないが)という言葉だ。おそらく、彼も、そしてその家族も河野裕子の家族と同じように支え続けたのだろう。

家族なんだよね。それはどんな形でもつながり合うことなんだ。改めて、私は広い意味での家族を思った。このコロナ禍の時代に必要なのは(ほしいのは)大きな家族のつながりのような気がした。ローマ法王のクリスマスのメッセージの最後がが「全人類の平和の源として、家族のことを見直す機会となりますように。」だった。

やっと一つのことにつながった。「家族になろうよ!ぬくもりのいえ」

 

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