朝いつもより早く目が覚めました。カーテンを開けると朝焼けの空でした。オレンジ色ではないきれいな茜色でした。今日は元気で過ごせそうです。年を取るとどうも自分の考えややり方と違うと許せないような気持になりがちです。大したことではないのに「それはおかしいわ」になります。これを頑固になるというのでしょうか。メールは便利ですが、文字のためにどうもきつく感じがちなのでしょうね。だから、ビジネスではおかしいのでしょうが、できるだけていねいな言葉を使うようにしています。「言うべきか、言わざるべきかそれが問題だ」ではないのですが、2日もすると些細なことを気にしすぎていることに気が付きます。気が付けるだけ成長したのでしょうか。
今日は朝からトイレ騒動で何もできずに終わりそうです。でも、お友達が水道設備の会社の大社長さんで(社長は息子さん)相談に乗ってくださいました。この年まで上下水道の設備のことは無知に等しかったです。先日、腰椎の炸裂骨折をした方で、だいぶ心配しました。今、自宅療養中の彼女は今回面倒みよく教えてくださいました。彼女も嬉しそうでした。何でも相談できる相手がいることはうれしいことです。
お孫さんやお子さんの進学や進路を心配する方たちをみていると、いいなぁ、そんなに相談や心配をしてくれるのだと思います。うちは家族で相談するとかということはほとんどありませんでした。弟は姉の私に頼りましたが、うちは自由主義だからという両親で、私は自分でしなくてはなりませんでした。そのさびしさは今も残ります。あまり夫婦の会話もなかったからかもしれませんが。だからいつも一人で道を急いだのでしょうね。
待てるようになりました。たぶん、失敗も減っているのでしょう。それは「安心」があるからでしょうね。右を見て、左を見ることができる余裕でしょうか。おだやかになったわけではなく、おそらく性格のきつさは変わらないのでしょうが、瞬間湯沸かし器でなくなり、言葉を選べるようになりました。
仕事でも家庭でも忙しかったりするとどうして相手への批判が増えたりします。当たり前ですが、自分と相手とは同じわけがないと思うこと、どうして相手はそういう態度をとるのかまで考えられればいい人間関係が作れるのではないでしょうか。