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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

つらい選択でも 少し遠くを見て

2022-01-20 22:03:34 | 日記

今日は大寒。全国的に厳しい冷え込みのようです。滋賀北部は大雪の予報でしたので、「大丈夫ですか」のメールや電話がありました。さほど雪は降らず、水気の多い雪が降って滑りやすくなりました。夕方は夕日が雪の上に射してきれいでしたが、寒い、寒い!

お友達のお母さまが寒さで弱ってきていると言います。95歳を超えるご高齢ですと、この寒さは体にきくと思います。「やはり、老人介護施設にお願いするべきだったのか?」と悩まれます。だれでも自分の家にいたいし(帰りたいし)、自分の親の面倒は看たいと思うものです。介護にこれでいいということもないし、ああすればよかった、こうしないのがいけなかった、と思うのは常の事と思います。後悔のない介護はないように思います。特にこのコロナの時期は面会はできないことが多いです。比較的お元気な方が施設の中でも自分の部屋からは出られなかったとも言います。

私は残酷なのか、介護は第3者の手が(目が)入ったほうがいいと思っていました。何かの時に自分の手に負えないことも多いと思うのです。より安全で適切な介護はプロに任せた方がいいと思ったのです。できる限りのことはしましたが、やはり後悔は残ります。自分の生活を大事にし過ぎたのではないか、もっとそばにいてあればよかった・・・と。なによりもは母は心細かっただろうと。

大事な人のそばにいてあげられないことはとてもつらいことです。でも、少し違う視野に立つと、すべてダメにしたら二人がダメになってしまうということです。そのほうがより悲惨だと。だから、心を鬼にしないと(ちょっとオーバーかな)いけないのではないかと思うのです。それを冷たいとか冷酷だといわれても、辛い選択もあるのではないでしょうか。いつかいい結果が残ると信じて。

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