「お帰りが夕方になる方は傘をお持ちください」の天気予報通り空が怪しくなりました。昨夜はかなり降水があり、新緑が雨に濡れてさらに青々しています。今日は陶芸教室で作品仕上げでした。ほとんど土を削ることはないので、周りを整形していきます。八角のお皿が鉢になってしましましたが、いろいろな表情のつけ方を学びました。2時間かけてのんびりと仕上げました。
「急がないと。急がないと」という気持ちは昔から強かったです。根っこには置いていかれるという恐怖があるようです。カウンセリングで「恐れ」の根本には生命危機と見捨てられの恐怖があって、幼い時の体験から来ることが多いと学びました。カウンセリングをかけると、案外、つまらない出来事が原因となっていました。弟が身体が弱く、それにかかりっきりの母はほとんど私をかまうことはできませんでした。その辺で、なんでもきちんと一人でしないと母に褒められないというような気持が強かったのでしょうね。それだけでなく、記憶がない3歳以下の時に、迷子になったようなことがあったのかもしれません。それが「見捨てられ」の恐怖として残っていて、何かの折にフラッシュバックするようです。
さらに、それが大人になって例えば恋人に捨てられた時などの不安感がだんだん大きくなって、いつも誰かのそばにいないと怖かったようです。それはかなり長い間の私の戦いでした。「安心」が必要だったのですね。たまにはこころの癖としてひょっこり出てきますが、最近は安定しています。だから、焦らず待てるようになりました。成育過程で起きた出来事は、無自覚のうちに残っていて、生きにくさを形成しているかもしれません。
昨日、フジの花房が短いと書きましたが、今日、お寺のフジが見事でした!フジがあってつつじがあって、スズランが咲いていました。