復活祭が終わりほっと一息ついています。そして、心身ともに軽くなりました。キリスト教で一番わかりにくいのが「復活」です。磔になった人間が生き返るわけがないと。「蘇生」と「復活」は違うというお話でした。「復活」を「立ち上がる」という言葉が本質を示しているそうです。前を向いて進むというのでしょうか。
「政治向きのことは苦手で好みません」という方がおられます。昨夜のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を見られた方は感じるのではないでしょうか。「あなたには血が通っているのですか?それで、平気なのですか?」という道を通らないと戦いには勝っていけませんね。ずるく、手段を選ばない人間でないと。まさに今のウクライナ情勢のようです。
本当に「戦争」とは何と残酷なのだろうと思うのです。「戦う」ということはああいうことなのですね。獣たちは戦いで後ろを見せたら殺さないと言われます。人間は負ければ「死」か「死」に近いものが待っています。毎日、毎日戦況が全世界で報道されても、争いは続きエスカレートしていきます。ただ、海外の報道は軸足がしっかりしていて、きちんと批判をしていることのようにも思います。
必死に祖国を守ろうとしている人たちが、ひとりでも多く生き抜いてほしいと思うのです。昨日の琵琶湖はいつもと変わらずうつくしく水をたたえていました。