昨夜、7時半ごろ固定電話が鳴りました。だれだろう?(ナンバーディスプレがありません)もしかしたらおじいちゃんかな?と思いながら、電話に出ました。20代からの親友Yちゃんです。冊子の原稿の締切りの件でした。Yちゃんがご両親の介護などで会っていないのが6年とわかりました。メール等でやり取りをしているので、そんな感じはありませんが。Yちゃんが私に一番先に知らせるのだけどと、次男Kちゃんが結婚したと報告してくれました。
生まれて初めて、そしてこの子だけが私はおしめを替えた子なのでした!いまでも初めておしめを換えたときのことをはっきり覚えています。「誰に似たのかしらね、この眼は?かわいいねぇ」とYちゃんと話しながら陽ざしが差し込む部屋のベッドでした。それから、小学校の頃は遊びに行くたびに、「いつ結婚するの?ぼく、ドレスの裾を持つ役をするんだ!」と言われるのがきつかったです。高校受験では、Yちゃんが「3歩歩くと忘れるんだからどうしようもないのよ」というKちゃんの勉強を夏休みなどにみていました。
高校を出て、東京に出て働きながら俳優を目指すという彼の(それなりにいい男でした)住まい探しなどをしました。もと夫との別居話の最中で、気がまぎれて助かりました。その後の彼はバイトをしたり、人妻と恋に落ちて、ベランダから逃げたとか武勇伝?もありました。
そのKちゃんが20歳も年下の大学出の学校の先生と結婚したのです!話には聞いていましたが、二人は籍を入れるなどこだわらないということでした。「あなた、あんなおじさんで高卒の財産もない家の息子でもいいの?」かYちゃんは彼女に確認したとか・・・。
でも、彼女はkちゃんの本質に惚れたのでしょうね。実は、Yちゃんも同じような結婚をしたのでした。昨夜、うれしかったです!ああ、親とはこういうものなのだなぁ・・・。私は大きな親不孝してしまいました・・・。
でも、昨夜のしあわせと同じくらい私はいましあわせです。そして、きっとず~っと。