どうなるのかとはらはらして見ていたあさドラも明日で終了します。ここ2回はさすがに見せ場でした！涙ぐみながら見ていました。今日は長い間の母と娘の思いが熱い抱擁で結ばれました。画面が止まっていました。
離婚してすぐのころに参加したメンタルトレーニングがありました。自分の本質を見つめて、見つける（生きるスタンドを見つける）なかなか厳しいトレーニングでした。失敗ばかりの人生で自信をすっかり無くし、生きている気力がない時でした。「愛ある人生を語ることで、人々に生きる勇気を与えます」が私のスタンドでした。そのトレーニングに母が70歳を超えたときに私の紹介ということで参加しました。確か名古屋開催で、母は自分で切符を取って一人で会場へ出かけました。それだけでもヒットでした。（最高齢の参加者でした）
3泊4日のトレーニングの最終日に紹介者と対面します。もちろん、参加者には知らせていません。最高に盛り上がるフィナーレです。目を開けると母の目の前に私がいたのです。母は私の名前呼んで抱きついてきました。持っていた花束がつぶれました。確執が多かった母と私は涙、涙でした！
今朝はそんなことを思い出して、また桜を見に出かけました。来年があるとは限らないので。桜のトンネルをくぐると、
そこは天国へ続くような桜の道でした。
桜の大好きな母と歩きました。ああ、この地へきてよかった！ありがとう！
たくましい「いのち」を感じて、ああ、母もそういう人だったと思うのでした。
