昨日は新しいスタートのような日でした。春のような陽気でしたね。陶芸教室があと2回で終了になります。お教室のある工芸館が主がご高齢のためクローズになります。通い出してから作った作品を一つも焼いていなかったのです。(次々に作品を作っていたからだと思います)机の上に並んでいる作品を見ると、あんなに一生懸命作ったのに、不出来だなぁと思うのです。最後の仕上げそして釉薬をかけました。どんなふうに仕上がるのかは?です。
一つだけ作品展に出すということで、休んでいるときに先生が焼いてくださったものがあります。それは初めて作った円柱形デザインしたものでした。今まで習ったいた先生と作り方も違うので戸惑いながらのものでした。残念なことに焼きあがったときに、一部が壊れてしまったそうです。
奇妙な指のような部分のこころ一つが取れました。
先生が接着剤のようなものでつけてくださいました。ほかの作品が五角形の小鉢、六角形の鉢、楕円形の小鉢などの中で、この作品だけは不思議な作品です。あの指はなんで思いついたのだろうと。五角形は一番難しく8個くらいつくり完璧?を目指しました。楕円も円とは違いとても難しかったです。そんな完璧を目指したような作品中で、唯一、自由な作品になりました。
きっとこれが私の素なのだろうなと思いました。だんだん生きていくうちで、きちんと完璧にになってしまったのでしょうね。(人生の失敗のせいか)人に対して、自分と同じようでないと、NOになってしまうようになりました。許す人生のようで、そうではない部分でした。
陶芸はこれからも何らかの方法で続けるつもりです。通信教育ででもと先生に伝えると、「もう学ぶよりは自由に作るといいですよ、基礎はきちんとできているから」と言われました。
こころが緩みました。あの自由な私を求めて、新しいスタートです。