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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

プロはプロ?

2018-03-25 22:26:16 | 日記

 櫻の満開は八分咲きの時とか。どことなく関東の櫻はさびしい。今日はまた、ブラインドサッカーワールドカップの決勝戦に。日本のチームは残念ながら、3位決定戦にも残れなかった。あさ、復活祭にむけてのミサに出かけ、急いで決勝戦に出かけた。

 21日に比べて、今日は天国。帰りには、目黒川の夜桜でもと出かけた。プレスのエリアには入れても、ど素人の私は肩身が狭い。プロのカメラマンは、大きなカメラを2つ提げて(持つではなく提げて)パシ、パシ、パシとシャッターを切っている。それでもここにいると学ぶことが多い。雨の日のカメラの保護の仕方。移動に便利な三脚とは。カメラのほかの持ち物を入れるのに便利なバック。腕章のつけ方等々。そして、彼らは(彼女ら)素人の私の撮影に邪魔な位置には入ってこない。たまには、私のいる位置が撮影にいいときもある。たぶん、それは彼らのルールなのだろう。海外のメディアも入っているが、彼らはさらに愛想がいい。いつも挨拶をしてくれる。今日の決勝戦は、アルゼンチンと英国で1対1で、PK戦なった。私がぼんやりしていると、「あちらのゴールでPKですよ」と教えてくれた。プロはやさしい。

今日の感動は、アルゼンチンの選手がパスをつなぐことだ。見えない相手にほぼ確実にパスを通す。アルゼンチンの選手の環境がどうかわからないのが、勝利への執着は、どこかの国のプロ以上である。もちろん英国の選手もすばらしい。プロではないがプロである。

試合はアルゼンチンの勝利で終わった。その喜びようはいかにもアルゼンチンらしい。そんな明るい喜びの声を聞きながら会場をあとにした。空が青くてきれいだ。櫻と空と、そして月があった。ちと、プロっぽい?

 

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花より団子 愛よりもお金?

2018-03-24 12:03:34 | 日記

 雨上がりの春の空気はいい。しっとりと包み込んでくれるようだ。冬のぴりりとした乾いた冷たい空気もいいが、やはり春のやさしさがうれしい。とは言え、どうも櫻を見に行く気分になれない。

 「老い」の残酷さを親友と語り合う。若いときは、二人とも「あいよ、あい」といいながら、いいご縁にも振り向かず、「お間抜け」と批判されながら生きてきた。まぁ、なんともお間抜けだった。「若さと貧乏」から若さがなくなれば「貧乏」が残る。そして、今頃「私たち、かなり損をしたんじゃない」ということになる。「老い」にはお金が必要だ。日常の生活はもちろん、旅行も趣味も運動するにもお金が必要。若さもお金である程度保持できる。病気や介護が必要になればなおさらだ。有料老人ホームには入れれば手厚いケアや美味しい食事も保証される。私たちには何があるのだろうか?と。

それでも友は青少年育成のバトミントンで汗を流し、早起きして野菜つくりに励んでいる。その空いた時間は、好きな本を読み執筆活動を楽しんでいる。私は暗い気持ちならずに、お茶のお稽古やらボールけりをすることができる。なんとなく心がのんびりしている日は手の込んだ料理を作る。飽きれば、カメラを持ってふらりと出かけることも出来る。「あい」か「お金」か?そりゃ、両方でしょ。花はもちろん、美味しい団子もいいね。

二人は逞しくなった。朱をくぐってきたもんね。熱い恋の思い出も静かなあいのお話も、そりゃお金には勝るからだろう。

 

 

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しだれさくらのように

2018-03-22 22:00:19 | 日記

平塚から箱根までは40分くらい。そこが大雪だったとは。今日はやっと午後になって暖かくなった。「春眠 暁を覚えず」ではないが眠くて、だるい。昨日の寒さが堪えたのだろうか。

多くの人とつながっているのに、ひとりだ。春とはその「ひとり」をつきつけてくる。桜がまぶしくなるころは。孤独ではないが「ひとり」だ。神経質に仕事をこなしていく。会社の仕事でもないので、そんなにナーバスになる必要はないのに。年々、頑固になる自分がいる。ゆるく編んだセーターがきっちり編んだセーターよりもあたたかいように、そうなりたいと思う。「ひとり」はやはりさびしいね。

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春の雪

2018-03-20 09:53:27 | 日記

 朝から冷たい雨が降っています。ストレッチとボール蹴りはお休みです。まだ、山になっている封書にこれから挑戦です。こんな日はロマンがほしくなります。

 三島由紀夫の「豊饒の海 第1巻 春の雪」を思い出しています。エネルギーのあった10代は三島の文章を挑戦のように読みました。多感な時代に読んだので、他の作家のものがしばらく読めませんでした。「春の雪」は映画化もされましたが、TVドラマで吉永小百合さんが、聡子を演じていました。聡子という女性を私は好きです。気高さの中に、女性の持つ情念のようなものがあります。そして、人を愛したという覚悟も。

 ぶろぐに書いた春の雪のように消えたH君の話。これには続きがありました。甘いロマンではありませんが。雪洞と妖艶な櫻。ただ、川べりを歩いただけのことが、心に住み着き、夫よりもH君にたして苦しくなりました。その苦しむ自分を夫に対してすまないと思うのでした。ただ、ひとりでいたくなるのでした。夫との暮らしに不満があるとかではなく、ただ一人でいたかったのです。

 三島の文章は美しい。そして華麗です。今日はそんな世界に入りたくなりました。あの人はいまなにをしているのでしょうか

 

 

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芽吹きのとき

2018-03-19 10:33:56 | 日記

 どんよりとした空で朝が始まります。天気が崩れるそうです。小さなベランダの小さな木々も小さな芽を吹き出しました。街路樹の柳の芽吹きがきれいです。今年は春が早いようです。静かに櫻をみたいなぁ と思うのですが、山にでも入ってでないと、静かに櫻は眺められそうにありません。

 この時期、芽吹きは新しい芽ですが、心には古い芽が頭をもたげてきます。後悔しても始まらないことと思いながら、やはり心が痛むことがあります。人の想いがわからない人間でした。春はどうもそんな思いで苦しみます。

 今は、自分が人に迷惑をかけていないか と思い悩みます。(悩むことが好きなのではないですが)まえに書いたように「春にして君を離れ」のように、よかれ思いながらの、相手に対しての気持ちの押し売りではないかと。

 人に対して扉を閉ざしていきそうです。今朝は教会へ。このごろミサにいけないお詫びです。お寺の本堂と同じに、教会のお御堂は心を空にするのにいい場所です。「苦手なところこそ、開いていきなさい」そんな声が聞こえました。

 

 

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