慎太郎さん、どうしたらいいのでしょうか？

地面がしっとりしていてどことなく春を感じさせてくれました。明日は節分、4日は立春ですね。やはり夕方は冷えてきて、厚手のカーデーガン（裏付き）の上からエプロンをしめると5キロぐらい体重が増えた感じです。

昨夜は久しぶりに代表戦を真剣に最後まで観ました。今回は「快勝」でしたね。あの伊藤と南野の抱き合うシーンはドラマのようにうつくしかったです。長嶋茂雄さんが「ここで打ってほしいというときにヒットできるのがプロ！」と話していたのを思い出しました。

夕方、料理がひと段落してパソコンをあけると、「えっ！！」というコロナの感染者の数。今日は減る可能性があればいいと思っていました。私は全く感染症のこと、統計学のこともわかりませんが、感染が拡大することを恐怖に感じて出歩かないようにしてきました。今日は子供たちが早めに学校から帰宅していました。（もしかしたら時差通学かも）この辺りも共稼ぎのご家庭が多いです。どうしていらっしゃるのだろうか。裏のデーサービスの家も静かです。病院の車が各家庭を訪問しているようです。

こんな時はともかく体裁などでなく強いリーダーシップが必要な気がします。朝から石原慎太郎さんの発言などが映像で流れていました。もし、彼が政治の現場にいたらどうしたのでしょうか？「つまらない質問に答えてる暇はない！」といって現場へ行かれた気がします。

ここまでしか書けません。最前線で戦っておられる医療関係のみなさま、介護現場のみなさま、ただただ頭が下がります。

　ハクモクレンです。

おわりの美学

天気予報通りに夕方から時雨だしました。なんとなく屋根がうっすら白いようです。手がかじかんでうまくキーが打てません。また、雪になるらしいです。そんな日に石原慎太郎氏が亡くなられたニュースが流れました。89歳・・・。是非はあるにしても骨のある政治家だったように思います。

昨日、陶芸の先生に1月いっぱいで教室を辞めさせていただきますという手紙をお送りしました。2月だけでも通おうかとも思いましたが、コロナの感染拡大と二人の師につくことは混乱のもとと思いました。できれば直接お礼を言いたかったのですが・・・。半月近く悩んだので、残ったのは「感謝」の気持ちでした。

ふと、三島由紀夫の「おわりの美学」を思い出しました。女性向けに書かれたというもので、当時興味深く読みました。「電話のおわり」とか「結婚のおわり」とか「OLのおわり」などありました。この本のおかげで「おわり」はうつくしくありたいと思ってきました。そういう意味で少し我慢をし過ぎた気もします。でも、この年になるとそれで今いい思い出と言えるのだと思うのです。我慢は自分のためのようです。

2か月に1回くらいずつ出している小冊子の原稿がや～っと書き上げりました。今回のお題は「伊豆・箱根」でした。書けそうで書けないのが「箱根」でした。一番出かけている観光地なのに思い出がないのです。書きながら絞り出すように思い出を手繰りました。さて、最後は何と結ぼうか？「終わり方」は難しいですね。でも、原稿を見てくださる方から「やさしいい文章ですね」とほめられました。

なぜか？このブログのおかげです。今年から「です、ます」調に書くようにしたのがほかの原稿にもそうなったようです。「おわり」は大事ですね。

箱根で乗ったことのない遊覧船です。