久しぶりに北へ向かう電車に乗って出かけました。今日は上手く時間が出来て、洗濯をたくさんしてから「それ!春だ」と出かけました。それでもやはり北へ4駅、ウインドブレーカーを着て帽子をかぶって出かけました。「梅は咲いたか、桜はまだかいな」で、ここで早咲きのさくらが咲いたくらいなので、梅はどうだろう?でした。
誰もいない!菜の花と梅は咲いていましたが、桜はつぼみがやっとわかるくらいです。TVでも放映されていた湖北の余呉湖です。1.2月は積雪は1.5メートルを超えていました。桜の枝がたくさん折れていましたが、その先には小さな小さなつぼみがあるのです。いとおしいいのちです。ウクライナの戦火で生まれた赤ちゃんのことを思いました。「強く育ってね!」
ああ、来てよかった!この自然を独り占め。土がまだ湿っている感じです。地面にへばりつくように春の草が伸びてきています。ここにもいのちです。あと半月もすれば桜の季節になるのでしょうか。
あれ?独り占めではありませんでした。日溜まり場所で優雅に過ごす人がいました。いいなぁ、車で来たようです。湖に向かって椅子に座り本でも読んでいるのでしょうか。テントを張って過ごしていたのですね。何とも優雅です。私も車があったら、あんな風に過ごせたらいいなぁ、と思いました。コーヒーもおいしいだろうな。短い人生、いろいろな生き方があるのですね。
少しの時間だけでも異次元の世界を身を置くことができました。早くウクライナに平和を!あの焼け野原が必ずゆたかな土地に戻ることを信じて。
柳の芽吹きです!