つまったような顔

「（日本でなくて）海外の夏みたいですね」と、接骨院の先生は言われました。暑くても乾燥していてベタベタしないという意味で言われました。そんな日でした。

身体の調子もだいぶ良くなりました。やはり、原因はストレスだったのだと思います。今日は、穏やかに過ごしていました。そんな夜に、重い重い番組を見てしまいました。NHKのクローズアップ現代プラスです。ジャニーズ事務所の性被害の当事者が、NHKの取材に応じたのです。やっとメディアが取り上げました。その話をすることがどんな思いなのかと思うと胸が詰まりました。いま、それをしないならないという思いなのでしょう。39歳の男性は、「詰まったような顔」をされていました。差別的ないい方でもなく、女性でも男性でも、年齢に関係なく私が使う言葉です。重いものが詰まっていて、顔がつらそうという感じでしょうか。特に今回は、昔はとてもかわいい男の子だっただけに、ずっと今まで吐き出すことのない、自分を責める思いも含めて詰まっているという感じでした。そんなひどい話が、今まで記事になり、裁判になったというのに通り過ぎられていたのは、カトリック教会の性的な問題よりも根が深いです。もう一人の方は50歳でした。30年以上誰にも言えずにかかえていたのだと思うのです。ジャニーズ内の若者たちの間では会話になっていたようですが。

ご自身の中で、夢を抱いて入ったところで受けた性被害は、どうにもならない歪んだものになってしまったのでしょうね。こんなに見ていて、辛く重いものはありませんでした。だれもがうすうすあったであろうと思うことが、被害者の言葉で話されたことのショックを、だれもがきちんと受け止めなくてはいけないのでしょうね。日本の変に遅れた判断の（裁判の）実態だと思います。

歪んだ社会構造・・・。まだまだあるような気がします。ただ、勇気ある彼らのために神に祈りたいと思います。

わるい気（感情）は捨てよう

雨にたたられた日・月曜日でしたが、今日は嘘のような天気で暑くなりました。しばらく、この暑さが続くようです。気温の変化に体が対応できずに苦しんでいたので心配でしたが、検査の結果はまぁ、中古ではあるが安全に動く範囲のようです。問題の友達の会社の登記も1日で済み、ほっとしています。それに大事な方もそれをフォローしてくださり、さらに安心が増しました。主治医も、子供を診察するときのように、「そんな緊張しなくても大丈夫だからね」と。（そういう顔をしていたのかと反省）

大事な人がいなくなってしまうような見捨てられの恐怖は、なにか子供のころのトラウマがフラッシュバックするのではというのですが、記憶にはないのです。小さい時にどこかで迷子になった時のことではと思うのです。そういうことだけでなく、私はなにかを悪い方向に考える癖があります。全くそんなことはないことを知るたびに、これを直さなくてはと思うのです。

その原因は、マイナスの感情のように思うようになりました。そのマイナスの感情にこだわると、物ごとがマイナスの方に進みます。ですから、すぐにマイナスの気持ちは捨てるようにしました。特に、怒りの感情はよくないようです。話は全然違うのですが、今回の2泊したホテルは前にも泊まっているのですが最悪で、禁煙ルームなのに煙草の匂いで気持ちが悪くなります。洗面場はぼろぼろと剥がれ落ちていたり、これはいくらなんでもひどい！でした。いつもならこれは投稿するになるのですが、今回はこれにこだわればほかのことも気分が悪いままと、その感情を捨てました。

怒りの感情がこころの根っこに残らないので、楽しく過ごせました。（部屋にはあまりいないようにしました）

今日は快適な青空！久しぶりに小田原城に行きました。緑が深くなり、心が癒されました。

おだやかのこころでいるために

夕方から雨になりました。この頃、天気の周期が悪いのか週末は雨になります。お勤めの人は、また雨？と思われるのでしょうね。明日は、静岡で取材の予定でしたが、これは無理と中止にしました。ほかに打ち合わせ等もあるので出かけなくてはなりません。何を着ていったらいいのか悩みます。なかなか薄手のセーターはしまえませんね。

この頃、親友といろいろ話すようになりました。同じようなアンテナで過ごしているのか、事象は違っていても気が付くことが似ています。新しい気付きがうれしいのですね。今は、自分と違うものに関しては、ついあれのこれのと言わないまでも、こころの中で批判していることが多いということが問題になりました。それは当然なのかもしれません。でも、自分の物差しでいくら批判しても、発展はないのですね。思う段階で、人を非難しない心でいたいと思うのです。

私はクリスチャンですから、神が自分の中にいるという考えです。昨日のぶろぐとも重なりますが、外から見るのではなく、その人の内に入ってみるということが、人を批判したり、怒ったりしなくなるのではないかと思うのです。今まで、自分からしか見ていないのですから、相手の見えない世界に入っていくというのか。それは非常に難しいことのようですが、まず、自分の想いを素直に伝えることから始まるように思います。相手も「あれ？」と思いながらも同じように自分のことを伝えてくれます。そうすると、今までとは違う相手が見えてくるのです。そのような体験をしました。

いままで相手の欠点のように思えていたことが、別の見方で感じられました。もしかしたら、こうこうだからそうしていたのではではないかと。

せめて後残り少な人生ですから、穏やかこころをもっておわれたらと思うのです。

 

見えなかった世界を見てしまうと

さわやかな日です。子供たちがとても元気です。一学年上がって1か月、それぞれが成長した感じです。高学年でもほとんど中学受験などがないだけにのびのびしています。それでも、不登校の子は出てきています。

今まで見えなかった世界が見えた時、何か偉そうに思っていた自分を恥ずかしい気持ちになりました。それは、重い障害をお孫さんに持つ方とのかかわりからでした。私は知的障害のある子とかかわっていて、そのストーカー的な電話やらに悩んでいました。施設にいる期間がながかっただけに（彼女は40歳）、ごく普通のことが（私たちの暮らしのなかで）できないことがありました。自立したいという彼女にどう対応したらいいのか迷いました。悩むと言っても他人ですから、それは家族などに障害を持つ人がいることとは大きく違うのですね。

重い障害を持つお孫さんとのかかわり合いは、それは他人にはわからに踏み込むことのできない世界でした。それを普通の感覚で受け止めた私には彼女が私の悩みに対して、「それはあなたの問題」と切り捨てた言葉が冷たく感じられました。あれほど人の面倒を見ることができる人がと。

ある方が、私がさぞ彼女の対応に驚かれたでしょうねと言われました。ふと思い出したが障がい者の車いすサッカーの取材でした。そこにあった大きな壁でした。ああ、私には見えない世界があったのだと。

そして、見えないながらも、親子とかでないとわからない（特に身体的なことに関して）ことがあるのだなぁと思い、もと夫と義母の関係を別の目で見ることができました。自分がなにも見ていなくてとても恥ずかしかったです。そして、出てくるはでてくるはで、自分の見えなかった世界を安易に非難していた反省です。もしかして、あの人も何も言わないけどそういうものを背負っていたのでは？とか。

人を見るのではなくて、自分を内観する時期がきたようです。物を捨てるより心の余分なものを捨てるのが先のようです。今日の空はきれいです。

愛してろ オオタニ

朝から気温は高いですが、風がさわやかです。一番いい季節ですね。バラも咲きだして、ご近所の家のお庭も花園のようです。それだけで、幸せな気分になります。こどもたちも元気で、きちんと集合して登校できるようになりました。やはり、たくさん休んだのがいいのでしょうか？みなさんはいかがですか？

ネットでトレンドに出ている「愛してろ　オオタニ！」は、大谷選手の応援に行った方が、日本語でプラカードをつくったとか。「愛してるオオタニ」の「る」を間違えて「ろ」にしてしまったとか。でも、なにかとても「いいね」に思いました。私も言いたいなぁ。「ろ」は命令形なのか？

こころの棘がぬけたからなのか、なにかふしぎと今までどうも許せないなどと思っていた人といいコミュニケーションがとれるのです。そう、この前かいた瀬戸内寂聴さんの「愛していけない人などいない」とはニュアンスは違うのですが、だれも愛せる（愛を持つことができる）ように思えたのです。こうこうこういう人だから愛せないということはないように思うのです。「愛してしまったこと」に条件などないのです。問題はどう愛するかではないかと。そう考えると寂聴さんの「愛した」ということは否定できません。

「あい」はもっとおおらかで「欲」のないものでは？「欲」があるから「嫉妬」もでるし、「所有欲」もでる。

だから、「あいしてろ！オオタニ」も許せるのでは。