ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

関空から札幌へ

2016年08月23日 | 山旅

一度は登ってみたかった洋上のアルプス利尻山に行く。写真で見ると島全体が利尻山という形をしていていかにも格好がいい。登山口から頂上までは標高差1500Mを日帰り往復する必要があるのでやはり少しでも体力があるうちに登っておきたい。

台風9、11号の動きによっては飛行機が欠航するのではとやきもきさせられたがなんとかやり過ごすことができ関空から札幌への便に乗れそうだ。

ところがここでトラブル発生。大きい荷物を預け、手荷物検査も終え、搭乗口で待っていたところ係員に呼び出され衝立の向こうに連れていかれる。何かと思えば、預けたザックの中にX線検査でライターの影が見えると指摘される。そういえば非常用の救急用品などをいれた袋にライターも入れていたのを思い出す。ライターは預ける荷物には入れていけないので出して手荷物で機内持ち込みにせよとのこと。非常用なのでザックの一番底に入っているので荷物を全部出してライターにたどり着く。それを機内持ち込みにしてなんとかOKとなる。

ナイフなどは手荷物にはできないのは知っていたが、ライターはその逆とはまったく知らなかった。それにしてもX線、あんな小さなライターまでしっかり写るんだと感心してしまう。

ようやく機上の人になり、飛行機は滑走を始める。スピードが最高に達して「あっ、浮いた」という瞬間の感覚があまり好きではない。浮かなければ困るのだが、メカ音痴はいつまでたっても「こんな重いものが浮く」ということが疑わしく信頼できないのだ。空路派か鉄路派かといえば間違いなく鉄路派なのだ。

そうはいってもいったん上に上がって安定飛行になってしまえば、まるで箱庭のような地上を見るのはなかなか楽しい。上から眺めてみると国土の大半は山、森、原野、田畑などで人が住んでいるのはほんの一部の地域にすぎないのがよくわかる。わざわざ狭いところに固まって住まなくても、もっと広々したところはいくらでもあるのにね。

北海道の広大な農地が見えてきて、新千歳空港着。

 

利尻島へは札幌丘珠空港から明日の午後の便になるので今日は札幌泊まり。夕食は北海道名物スープカレーを食べる

コメント
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