太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

アメリカの美味しいもの

2015-06-12 07:37:36 | 食べ物とか
日本には美味しいものがゴマンとある。

私が日本人だからというのを差し引いても、日本の食文化は素晴らしいと思う。



それでも、アメリカにも、日本よりも美味しいと思うものはある。

ステーキ肉とじゃがいもである。

ステーキについては、日本人が好む霜降り肉は見かけない。

アメリカ人が好きなのは、赤身と脂が分かれた肉で、

固いかなと思いきや、程よく弾力があり、噛むほどに味わいがある。

お米のご飯にも合う。

数年前に、飛騨で食べた飛騨牛の、口の中で溶けてなくなってしまいそうな

繊細さはないけれど、私はアメリカのステーキの方が好みだ。



じゃがいもの美味しさは、ほんの最近気がついた。


ハワイに来たばかりの頃、ここで食べるフレンチフライか美味しくて驚いた。

でもそれは、アメリカから渡ってきたフレンチフライが、日本よりも美味しいのは当然かもしれないし、

製法にも多少の違いがあるのかもしれないと思っていた。

先日、じゃがいものフライを作って食べた。

それがもう、感動の旨さだった。

カリっとした衣の中のじゃがいもは、キメが細かくてクリーミーで、

こんなに美味しいじゃがいものフライは食べたことがなかった。

その時、気づいた。



アメリカのじゃがいもは美味しい。


ステーキやシーフードのグリル料理を出すレストランに行くと、

必ずベイクドポテトがある。

日本のじゃがいも2つ分ぐらいの細長く、コロンとしたじゃがいもを

皮付きのままオーブンてじっくりと焼き、バターやサワークリームなどを付けて食べる。

我が家でも、夫の母が時々これを作るのだが、オーブンで2時間焼く。

ナイフを入れると、ほっくりとしてクリーミーなじゃがいもが、バターの塩気によく合って

2つ目もいけそうなぐらい。

美味しいじゃがいもの思い出といえば、

美大時代に友人達と行った北海道の、宿の朝食に出てきた「じゃがバター」だ。

あれが私にとって最高のじゃがいもだったけれど、

アメリカのはその上を行くと思う。

アメリカに行くことがあったら、ぜひじゃがいもを食べてみてほしい。

フレンチフライもいいし、ポテトチップもいい。

ベイクドポテトも、ポテトフライも、肉ジャガもいい。

しばらくじゃがいも料理が続きそうである。




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