太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

サンフランシスコ~交通手段

2015-06-15 20:29:17 | 旅行
市バスしかないハワイから来た人にとって、ここは交通手段が多すぎる。

まず、ミュニバスという、いわゆる市バスがある。

それにミュニメトロという、地下鉄がある。これは地上も走る。

バートという、地下鉄もあって、これはミュニメトロとはまた違う。

違うのに、同じ場所に駅があり、大変紛らわしい。

サンフランシスコ名物のケーブルカーがある。

これらに加え、サムトランズというバスや、ACトランジットというバス、

カルトレインという電車がある。

路線図を見ても、あまりに複雑すぎてよくわからない。




二日目の今日は、10時にホテルを出て、近所のフェリー乗り場にあるカフェで計画を練る。

出だしか遅いのは、11時にオープンする店が多いのと、

早朝は寒いため。

たっぷり読書しようと持ってきたのは、村上春樹の旅ものと、中島らも、遠藤周作。

カフェで村上春樹を40ページほど読んでから、ユニオンスクエアに向かった。

ホテルの前からケーブルカーが出ているので、それに乗る。

このケーブルカー、どこでも手を上げれば乗れるし、降りるのも自由だが、

走っている区間が限られているうえ、1回6ドルもするからか、殆ど利用するのは観光客だ。

地元の人も乗ってくるけれど、ほんのわずかだ。


ユニクロに行ったけれど、欲しかったものが見つからず、ユニオンスクエア辺りを歩いてみた。

ここはニューヨークにある有名デパートだとか、ブランドの店が集まっている。

ブランドものに興味がない私は眺めて歩くだけだが、活気があって楽しい。

ふらりと入ったビルに、きれいで充実したフードコートがあって、そこで初めてフィリピン料理を食べた。

お腹がいっぱいになり、観光案内所でもらった地図を広げて次の目的地を検討する。

ジャパンタウンという場所があり、バスでも行けるけれど、時間はあるし歩くことにした。

そこには紀伊国屋がある。そこで新しい日本の本を思い切り見たい。


地図上だと10分も歩けば着けそうなのに、実際にはたっぷり30分以上かかった。

これがハワイだったらとても歩けたものではないが、肌寒いほどの気温だと心地良い。

観光地を離れると、街の雰囲気がガラリと変わってくる。

あとから日本のガイドブックを見たら、その辺りは「あまり雰囲気がよくない地域」

と書いてあった…知らなかったぞ。もう遅いけど。


はるばる歩いて紀伊国屋に辿り着き、存分に新しい本を堪能した。

もちろん買わない。文庫本が1000円以上するんだもの。

でも売れ筋がわかるし、陳列の仕方など勉強になる。


さて、帰りはどうやって帰ろうかと、また地図を広げた。

しばらく歩くと、地下鉄があり、そこから駅3つでホテルまで行ける。

歩き回っているうちに、だいたいどの方向が上り坂で、下り坂かがわかってくる。

だから、長く歩くのは下り坂がいい。地下鉄までは下り坂のはずだ。



10分ほど坂を下ると地下鉄の駅が見えてきた。

階段を降りて券売機を探す。

買い方がわからない。日本の地下鉄は行き先までの料金を調べて買う。

ここにも路線図のようなものはあるが、料金表がない。

えーい、なんとかなれ、と適当に画面をタッチしていくと往復か片道か聞かれ、

大人かどうか聞かれ、最後に2.25ドルと出た。

どうやらどこに行くにも一律2.25ドルらしい。

これはケーブルカーの6ドルよりも遥かに安い。

改札を抜けてホームに降りると、アウトバウンドとインバウンドと分かれている。

これは日本の上り下りと同じだろう。

目的地がインバウンド方向であるのを確かめて、来た電車に乗った。

おもしろいのは、地下鉄なのに、バスみたいに下車したい旨を知らせるヒモがある。

日本のバスはボタンだが、ハワイのバスはヒモが窓に平行に張られており、

降りたい人はヒモを引っ張るのだ。

ということは、降りたい人がいなかったら次の駅は止まらないのか?

降りたい人はいなくても、乗りたい人はいるかもしれないじゃないか。

乗りたい人は、降りたい人がいた時だけ電車に乗れるということなんだろうか。

不思議だけど、どうりで時刻表がないわけだと納得もする。


帰りは速い速い。

あっという間にホテルに着いた。

改札を出る時に、切符を通す場所を探していると

駅員が笑って、そのまま通ればいいんだよと手を振った。

身体で改札のドアを押して出ればいいのだった。


地下鉄の乗り方も行き先も、じっくり下調べをすればスムーズなんだろうが、

めんどくさがりの私には無理。一応ガイドブックはあるのに、である。

知らない場所には知らないことがたくさんあって、そんなことや成り行きを

楽しんでいる私もいる。



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サンフランシスコ

2015-06-15 07:23:12 | 旅行
シアトルに引き続き、サンフランシスコに来ている。

一旦シアトルからハワイに帰り、その翌日には義兄家族がやって来て、

仕事をしたり遊んだり、毎日慌ただしく過ごしているうちにサンフランシスコに来た。

サンフランシスコには、夫の出張に着いて来たのだ。


サンフランシスコに行くのは初めてである。

ここに住んでいたことがある同僚の一人は、お金が続けばもっと住んでいたかったと言い、

もう一人は、もう住みたくないという。

他の同僚は、サンフランシスコで道に迷っていたら地元の人が助けてくれて、

そのあとで5ドルくれと言われた、と言った。

歯医者のアシスタントは、あんな素敵なところはない、と目を輝かせた。

とにかく、行ってこの目で確かめてみるしかない。



早朝5時代に着いた。

空港から市内に向かう景色は、東京を思い起こさせるものだった。

それはきっと、都会だからというだけでなく、ビルの上に大きな看板があったり、

建物自体に大きなサインがあるからなんだろうと思う。




ホテルの部屋の準備ができるまで、ホテル近くのピア(波止場?)辺りを歩いたのだが、

寒いといったらない。

6月なのに、静岡の真冬の寒さだ。

それなのに泳いでいる人がいて、あれは何かの罰ゲームなんだろうか。

もちろん、夫はこの寒さの中でも半袖である。

泳いでいたのも白人で、たぶん白人は体感温度がアジア人とは違うのだ。


午後になり、空が晴れて陽がさすと、今度は暑いぐらいになり、

何を着ていたらちょうどいいのかわからない。


サンフランシスコにはユニクロがあると聞いていたので、

明日は必ずユニクロに行こうと思う。




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シアトルお宅拝見

2015-06-15 07:00:14 | 旅行
今回滞在したのは夫の叔母の家。

クイーン アン と呼ばれている地域にあって、

緑が多くて、とても美しい街だ。





街路樹が、いい感じに日陰を作る。




ここが叔母の家。




フロントポーチにはブランコがある。

こうして外に座っていても、蚊が来ないなんてうらやましすぎ。

これが我が家だったら1分で数箇所は食われてる。








数年前のクリスマスに叔母にプレゼントした、キッチンのスケッチ。

壁に飾ってくれてある。




バックヤード。





バックヤードから家を見たところ。


この家は、築90年。

古い家を手入れしながら住むのだなあ。





バックヤードにある、ハミングバード用の蜜。





ダイニング




朝食用のテーブル




リビング



寝室



書斎



バスルーム
















叔母の家の近くを散歩すると、どの家も思い思いに工夫をこらして

心地よさそうに住んでいる。





10分ほど歩くと、こんな景色が広がっている。


マウントレーニアはいつ見ても富士山を思い出す。





夏のシアトルは昼間が長い。

夜の10時で、ようやく日が沈む。




街のちょっとしたスペースに、こんなきれいなブーケ。


シアトルはきれいな街で、都会であっても緑が多い。

食べ物も美味しいし、物価も安い(ハワイよりはね)。

実は日本からハワイに移る前に、数年シアトルに住もうかという話もあったのだけれど、

シアトルの冬がネックでやめたのだった。

私はシアトルの冬を知らないのだが、シアトルの冬は

『雨が多くて、じめじめしていて、ものすごく寒くてひたすら暗い』らしい。

「うつ」の気がある夫なんか、やめたほうがよかろうなあ。







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