美味しいものをたくさん食べたら、そのツケは払わなくてはならない。
サンフランシスコにいた1週間で、4キロ体重が増えた。
割とよく歩いたと思うけれど、それ以上に食べたのだろう。
年齢と共に、代謝も悪くなっている。
肉がつくところも、若い頃とは変わってきた。
下腹から太ももにかけて、4キロの脂肪が満遍なく付いている感じだ。
40の声を聞くまでは、私はダイエットとは無縁だった。
食べてもそれほど太らなかったのに、ここ数年は食べた分だけしっかり蓄積されるようになった。
人生で一番重かったのは中学3年の時で、毎晩ご飯を2膳食べていた。
今、その時の体重に限りなく近い。
これはマズイ。かなりマズイ。
夫も同じで、体重計に乗った夫が、
「オーマイガッ!オーマイガッ!」と叫びながら階段を降りてきた。
「どした?」
「I'm HUGE!!!!!!」
3年前に記録更新したのは104キロで、今はそれに近づく98キロだという。
104キロの時は、頬にたこ焼きができて、まるでアンパンマンのようであった。
いくら身長が2m近くあっても、骨が細いタイプなので104キロはやはり重い。
一念発起してダイエットをして85キロまで落としたけれど、あれは痩せ過ぎだったと思う。
90キロぐらいがちょうどいい。
夫はONとOFFしかないので、食べるとなればとことん食べ、飲むとなれば大量に飲む。
「服がキツくなってきたし、アンダーウェアも食い込んで気持ち悪いんだよ…」
太ると、そう言ってダイエットに入る。
そうすると運動をし、修行僧のように厳格な生活になり、するすると体重が落ちる。
毎朝体重を測り、一喜一憂する。何も食べてないのに2キロ増えたとか言って
もうやめた!とダイエットを投げ出すこともあり。
あまり厳格にやりすぎると、体が危険を感じてエネルギーを蓄えようとするんじゃないの、
と私は言ってみるが、そういうことは夫の方が専門なので知らないはずがないのだ。
いちいち真に受けて付き合っていると疲れるので、観察に徹することにしている。
しかし今回は観察してはいられない。私も人のことは言えない状況なのだ。
4キロ増えたところで、ここでは私は完璧に「痩せた人」の部類である。
なにしろ、日本人の感覚の肥満など、太いウチに入らないようなふくよかな人達が
うじゃうじゃいるのだ。
スイーツが好きなのにどうしてあなたはそんなに痩せているの?と何度言われてきたことか。
日本に行けば私よりもずーっと細い人がゴマンといて、これが幻想であるのは承知している。
でもここにいると、私は痩せているのだと思い込んでしまっていて、
座った時、ジーンズからもったりとはみ出た脂肪にドキリとするのである。
そんなわけで、二人でダイエットとあいなった。
私は4キロ、夫は10キロ。
「ダイエットが終わったら」
あれが食べたいね、あそこへ行こうね、まだ3日目だというのに
そんな話ばかりで、先が思いやられる。
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サンフランシスコにいた1週間で、4キロ体重が増えた。
割とよく歩いたと思うけれど、それ以上に食べたのだろう。
年齢と共に、代謝も悪くなっている。
肉がつくところも、若い頃とは変わってきた。
下腹から太ももにかけて、4キロの脂肪が満遍なく付いている感じだ。
40の声を聞くまでは、私はダイエットとは無縁だった。
食べてもそれほど太らなかったのに、ここ数年は食べた分だけしっかり蓄積されるようになった。
人生で一番重かったのは中学3年の時で、毎晩ご飯を2膳食べていた。
今、その時の体重に限りなく近い。
これはマズイ。かなりマズイ。
夫も同じで、体重計に乗った夫が、
「オーマイガッ!オーマイガッ!」と叫びながら階段を降りてきた。
「どした?」
「I'm HUGE!!!!!!」
3年前に記録更新したのは104キロで、今はそれに近づく98キロだという。
104キロの時は、頬にたこ焼きができて、まるでアンパンマンのようであった。
いくら身長が2m近くあっても、骨が細いタイプなので104キロはやはり重い。
一念発起してダイエットをして85キロまで落としたけれど、あれは痩せ過ぎだったと思う。
90キロぐらいがちょうどいい。
夫はONとOFFしかないので、食べるとなればとことん食べ、飲むとなれば大量に飲む。
「服がキツくなってきたし、アンダーウェアも食い込んで気持ち悪いんだよ…」
太ると、そう言ってダイエットに入る。
そうすると運動をし、修行僧のように厳格な生活になり、するすると体重が落ちる。
毎朝体重を測り、一喜一憂する。何も食べてないのに2キロ増えたとか言って
もうやめた!とダイエットを投げ出すこともあり。
あまり厳格にやりすぎると、体が危険を感じてエネルギーを蓄えようとするんじゃないの、
と私は言ってみるが、そういうことは夫の方が専門なので知らないはずがないのだ。
いちいち真に受けて付き合っていると疲れるので、観察に徹することにしている。
しかし今回は観察してはいられない。私も人のことは言えない状況なのだ。
4キロ増えたところで、ここでは私は完璧に「痩せた人」の部類である。
なにしろ、日本人の感覚の肥満など、太いウチに入らないようなふくよかな人達が
うじゃうじゃいるのだ。
スイーツが好きなのにどうしてあなたはそんなに痩せているの?と何度言われてきたことか。
日本に行けば私よりもずーっと細い人がゴマンといて、これが幻想であるのは承知している。
でもここにいると、私は痩せているのだと思い込んでしまっていて、
座った時、ジーンズからもったりとはみ出た脂肪にドキリとするのである。
そんなわけで、二人でダイエットとあいなった。
私は4キロ、夫は10キロ。
「ダイエットが終わったら」
あれが食べたいね、あそこへ行こうね、まだ3日目だというのに
そんな話ばかりで、先が思いやられる。
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