太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

2019-03-03 19:32:47 | ハワイの自然
今日はワークショップがあった。

今回、初めて私が教える立場のワークショップだ。

コラージュを始めて6年あまり。

メンターのスーザンが他界して1年。私が誰かに教えるときが来るとは思いもしなかった。

マイクのおかげで、絵を売りはじめ、

ヴィッキーのおかげで、オアフ島でもっともちゃんとした老舗ギャラリーで売ることができるようになり、

職場のオーナーのおかげで、職場で売ることができ、

ギャラリーのラティーシャのおかげで、絵を売るための小道具をそろえることができ、

シュートメが見つけてきてくれたコリンのおかげで、キャンバスプリントができるようになり、

アート仲間のおかげで、ワークショップを開くことができる。

人が、鎖のように繋がって、私を次の場所へ連れていってくれる。

思えば、私はいつだって人に恵まれてきた。

けして「良い関係」とはいえなかった人でも、その人がいたから今の私がある。

そんなことを思いながらワークショップに出かける朝、車を出したら空にみごとな虹。





家の前から。

左のほうがダブルになっているのがわかるかな。

虹はよく見るけれど、こんなに濃い虹は久しぶりに見た。





ワークショップには、インディアナ州から遊びに来ている、夫の叔母も参加した。

ポットラック(持ち寄り)のランチには、スーザンの旦那さんが飛び入り参加した。

「素敵な仲間がいてよかったわね。ここでも日本人はアナタだけだけど」

帰り際、叔母が言った。

叔母は前日、私の職場に立ち寄ったのだ。

日本人が多いハワイで、私が縁があるところには日本人はいない。

いても、なぜか縁は続かない。

それもしかたがないことだ、と割り切っている。




立ち寄ったスーパーマーケットの駐車場から。

虹はまだまだ濃く、長くその腕を伸ばして、海に届かんとしていた。





















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