太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

人を招く

2019-03-17 13:48:29 | 日記
インディアナ州に住む、シュートメの1番下の妹が半月ほど滞在していた。

その叔母と入れ替わりに、今はシュートメの親友がカリフォルニアから遊びに来ている。

両親側の家には、こんなふうにわりとよく人が来る。

主には義兄家族や叔父叔母だけれど、友達も来るし、私達が日本にいたときには、

夫の同僚がハワイに行くというので、両親の家に滞在したこともあった。

面識もなく、ただ、息子の同僚だというだけで家に泊めることに、私は少なからず驚いた。

そのカナダ人の同僚は、ヴィーガン(完全菜食主義)だったために、

外食よりも自分で料理をするほうが便利で、彼女は大変喜んだ。

当時は両親とも仕事をしていたし、彼らは彼らの生活のペースを守ったまま、

来客には干渉せずに放っておくタイプで、来客も気が楽なのではないか。

どうせ、家の掃除はハウスキーパーが来るのだから、シュートメも楽だ。


私の実家は、私が小さい頃には父の会社の若い人達が毎日食事をしに来ていて

わりと賑やかな家だったけれど、気さくに人をもてなすという雰囲気はなかった。

人が来るとなれば、それなりに掃除をし、食事の気を遣い、寝るところもしっかりと準備した。

だから、気軽に人を家にあげて、ご飯食べていけとか泊まっていけ、という家に憧れがあった。

私の幼馴染が嫁いだ家は、そういう家だったらしい。

その家風を幼馴染も受け継いで、今でもなんだかしらないけど人が集まる家であるという。

私が最初の結婚のときに数年住んでいたアパートにいた人も、そうだった。

おすそ分けに行っただけなのに、あがっていけ、という。

お言葉に甘えてあがると、家の中は散らかったままで、でもそれがとても心地よい。

人を招くのに余計な気をつかわないから、行くほうも楽なのだと思う。



私は、実家の母ゆずり。

とっちらかった家に、人をあげるのは抵抗がある。

これは刷り込まれて気質になってしまったものなのか、これからもこのままなのだろうと思う。





さて、昨日の話を少し。

コオラウ ゴルフコースの中にあるレストラン HONEY’S は

毎週土曜日に生演奏がある。

近いので、たまに行くのだけれど、昨日はシュートメの友人を連れて行った。



ハワイアンのギターにあわせて、客席から自然に人が前に出てきてフラを踊りだす。

こういう風景は、日本ではみられないのだろうなあ。








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