夫が、やりおった。
昨日(木曜日)、仕事を辞めてきた。
次を決めてあると言っていたが、そこはやめたらしい。
ということは、無職。
職場には以前から、辞めるつもりであることを伝えてあったというが
どうせなら、次を決めてから辞めればいいのに。
辞めそうな雰囲気に、導火線1センチしかない爆弾をホイっと投げられた気分でいたところに(その記事はコチラ)
いったん爆発した爆弾の中に、別の爆弾が仕掛けてあった気分。
マトリョーシカか!
「明日は一緒に休みだね。僕にはブレイクが必要だったし♪」
無職の人とは思えない明るさだ。
前みたいに、ウツになってしまうより遥かにいい。
私は平静を装うも、食欲がた落ち。
つい先日、職場に、週5日勤務だったのを4日にしてもらうようにリクエストしたところだ。
それで今週来週は4日勤務なんだけれど、もともと人手不足のところに、突然辞めた人がいるので、
新しい人が入るまでは5日勤務に逆戻りなんだけど。
「1日減らしてもらうようにリクエストしちゃったじゃん!」
非難の気持ちも込めて言えば、
「それはよかったじゃないか。絵を描くゆとりができるねー。
だーいじょうぶだよ、お金はあるし、2週間で仕事見つけるよ」
お金?当座の暮らしには困らない、という意味ではね。
私は夫のことを、とても良い人間だと思う。
働き者だと思うし、頭もいいと思う。
人柄だって、親切だし、ユーモアもある。
いったい、なにがどうして、こんなことになるのだろうなあ・・・
ハワイに住んでこの10年。
ずっとこの繰り返し。
でも言い換えれば、こんなことを繰り返しながら10年、なんとかなってきたということでもある。
落ち込んでも、笑っても、事は起きている。
『シロちゃんって、いつもびっくりするようなことをやるんだけど、不思議とナンとかなっちゃうんだよねぇ』
人生が忙しかった頃、妹にしみじみ言われたそのことを、窮地に立つたび思い出す。
そうか。ナンとかなっちゃうんだったよな。
どんなふうにナンとかなっちゃうのか、楽しみだなー。あははー・・・・
大騒ぎのあとの切り替えの速さは父ゆずり。