太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

誕生日だった

2023-01-02 18:45:57 | 日記
1月2日は私の誕生日だった。
子供の頃は、普通の日が誕生日の人が羨ましかった。
家族は大晦日ぐらいまでは覚えていてくれるが、新年になると、親戚が集まったり年始客が来たりして慌ただしく、その流れのまま2日になって忘れられることもあり、学校も休みだし、つまらないと思っていた。
しかし大人になれば、みんなの気分が上がる三が日に誕生日はラッキーだと思うようになった。


大晦日、元旦とビーチに行ったので、今日は夫と二人で朝のウォーキングをした。
そのあとは、家で映画をみたり、パズルをしたり、お風呂に浸かったりしてのんびり過ごし、夕方にディナーに出かけた。

近所のハレイワジョーズ、車で数分

予約をとらないので、早い者順。
4時オープンで、3時半に行ったら30人以上並んでいた。お正月だからじゃなく、毎日そうなのだ。
バー席にもテーブルがあって簡単な食事ができるので、普段は待たなくていいバー席に行くのだけど、今日は誕生日なのでテーブル席にした。

義両親も誘った。


下では誰かが結婚式を挙げていた。

スパイシーポケ
これは絶品。
カルビ、シーザーサラダ、ポークチョップ
ポークチョップの付け合わせに、バナナのフライがついてきた。意外と美味しいけど、冷めたらどうかなあ。
ココナツシュリンプとマッシュルーム



なんと今年は50代最後の年。
今でも信じられないし、これからも信じられないまんまだろうけど。
てことは来年は赤いアレを着る年・・・いやそれはキツイ。
年をとるのが嫌だったのは、35ぐらいまで。
35歳のとき、姉が重い病気に罹り、助からないかもしれないという思いをした。
それからは、家族も自分も元気で幸せに誕生日を迎えられたことに感謝する気持ちが上回って、その気持ちは年々深まってゆく。

それに、三十代、四十代という中途半端な年齢を過ぎてしまえば、開き直るのも簡単になって、その上ハワイという場所柄が拍車をかけて、年齢に束縛されることなど皆無になる。
このまま日本に行けばイタイおばさん(おばあさん?)なんだろうが、それでもいい、私はどこにいても好きなものを着て、好きなことをする。

夫はまだ51で、せいぜい我が家の平均年齢を下げてもらおう。

平和で幸せな誕生日を過ごした。






その法律、アリなのか

2023-01-02 15:24:02 | 日記
今日の新聞で知ったのだが、このたびニューヨーク州が新しい法律を取り入れたという。
その法律とは、遺体をコンポストしていい、ていう法律。
読み返したさ、何度か。
夫にも確かめた。
でも、その通りだった。

アメリカでは、人が亡くなると棺桶に入れて土葬か、日本のように骨にするか、散骨か、なんだけれど、新たな法律によれば、遺体を土に返していい。
つまり、お金を払って棺桶に入れて埋めなくても、自然に返せばいい。


その法律の詳細を知らないので何とも言えないが、たとえば我が家の庭に続くジャングルに枯れ葉とともに埋めて、肥料にしちゃっていい、てことか。
確かに、魂が抜けたあとの肉体は抜け殻ではある。
インドの風葬や鳥葬に近いけど、アメリカがインドの精神の域に達しているとは思えない。
こんな懸念もある。
犯罪の遺体遺棄との区別はどうするんだろう。
ハイカーが土から人の手が出ているのを発見して(犯罪ドラマの見過ぎ)、通報したら、近所の家で亡くなった人だった、なんてことが起こりそうだ。

お墓はいらないという人が増えてきて、私もその一人だが、私はせめて焼いて骨にしてほしいクチ。
骨をどこに撒こうがいっこうに構わないけど、裏庭に生身をうっちゃっておかれるのは何だかゾッとしない。

アメリカの法律って、ときどき「え!」というようなのがある。
何年か前に、ハワイ州は尊厳死できることになったんだけど、そのやり方が、
処方箋を持ってドラッグストアに行き、そこでもらった錠剤を飲む。おしまい。
私の感覚だと、病院で医師のもとで厳かに、となるが、あまりにもあっけなさすぎ。

遺体をコンポストしていい法律は、すでに5つの州で認められているそうで、ハワイ州がどうするのか気になる。
海に囲まれているから、海に流していい、なんてことにならないことを祈る。